りむパパのパパむり！

この日の、メインディッシュは、この露天風呂。

熊石町の国民宿舎「ひらたない荘」や平田内温泉「あわびの湯」の上流3.6kmの地点に平田内温泉の泉源があります。この泉源から自然湧出している温泉が長い年月をかけて作り出された天然の湯壺「熊の湯」です。

この露天風呂は、以前から来て入りたかった場所の一つだ。駐車場からかなり歩くのかと思ったら、すぐ近くに看板があり、その下に脱衣所があり、岩をくりぬいた湯舟が川のすぐ横のある。岩に割れ目から間欠泉なのか数分間隔で熱いお湯が噴出してくる。それがまた野性味あふれる雰囲気を出している。そして川の水をホースで引いて、温度を調節するようになっている。私が行った時は、かなり熱くて、しばらくの間、かまかしながら、水を入れて、やっとは入れるぐらいになった時に、２歳ぐらいの女の子を連れた夫婦が来て、いきなり「ちょうどいい温度なんだ〜」と手を突っ込んだかと思ったら、お父さんと子供が私より先に入ってしまった。あっけに取られている私にお構い無しに、奥さんの方は旦那と子供の写真を撮りまくっている。少し迷ったが、私も温泉に入るために来ているんだから、２０代の奥さんはいないものと決めて入った。どうせ知らない人なんだから、いいか！お湯に入ると、すぐ横をザァーザァーと流れる川、空を見上げると少し陽が傾いて柔らかい日差し、額の辺りをスーと通り過ぎていく風がきもちいい！しばらるすると、親子は挨拶をして帰っていった。そのあと、私の貸切だ。３０分以上出たり入ったり、この、なんともワイルドな露天風呂を堪能した。


帰りはバイクでの風が暖まってポカポカした体に心地よかった。
さて温泉がメインなら、最後はデザート。それは室蘭の白鳥大橋。しかも、時間的にいって、夕暮れの白鳥大橋が見られると踏んでいたのだが、着いてみると、そこは、この日の朝と同じ、霧で真っ白の世界。残念だが、デザートはおあずけ・・・最後はしまらないエンディングになったが、最後まで、安全に帰宅するのが、いい旅だと思っているので、気を抜かずにバイクを走らせた。１９時３０分、無事帰宅。いい滝、いい湯、いい旅だった。

[熊の湯]:http://www.mapion.co.jp/c/f?grp=all&uc=1&scl=250000&el=140%2F00%2F05.640&pnf=1&size=500%2C500&nl=42%2F09%2F29.661

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