さぽろぐ

アウトドアー  |その他北海道

ログインヘルプ


2009年03月25日

樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走(つづき)

樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走(つづき)
(多峰古峰山からみた風不死岳と樽前山)

樽前山西山通過後、しばし考えたが厳冬期でもないし、多少荒れても
その前の雨よりはいいだろうと、予定通り先に進むことを決めて、腹ごしらえ…
樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走(つづき)
天気がコロコロ変わって、西山山頂から尾根を下ってくると、雪も風も止んで
静かになった。

ここで家から持ってきた自分で作ったおにぎりとサンドイッチをテルモスに入れたコーヒーで
ほっと一息。(今日はスポーツドリンク以外は自家製)

樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走(つづき)←一応パノラマも作ってみました。

樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走(つづき)
多峰古峰山までの緩やかな下りは初めて足を踏み入れる未知のエリア、
想像したよりも細かい沢が複雑な地形で、ハッキリしない尾根は視界が悪いときは
慎重に歩かないと迷う可能性を感じた。

樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走(つづき)
今回は天気がイマイチで景色も良くなかったが、天気がよければ右に支笏湖や
風不死岳を見ながら、歩けるいいトレッキングコースだ。
しかし、あまりに長いので途中から音楽を聴いたりしてね~♪

樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走(つづき)
長い長い歩きも多峰古峰山が見えてやっと終盤戦をむかえる。

樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走(つづき)
多峰古峰山の最後の斜面はなかなかの斜度。でも登りはこれで終わりだと思うと
立ち止まって周りを眺める余裕も生まれる。でも風が強い!

樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走(つづき)
ここで事件は起きた! ゲ! ス、スノーシューが真っ二つに!

それは急斜面を登りきって、頂上まで続く雪庇地帯をトラバースし始めたときだった。
凍った斜面に谷側のスノーシューを蹴り込んだ瞬間、バキッという音とともに写真の
ような状態に。

この状態から近くにあった木に寄りかかりながらストックをピッケルに持ち替えて
何とかトラバースを終えて一安心。

でも今考えたらスノーシューを脱いでつぼ足でキックステップすれば大丈夫だったかな。
やっぱり多少パニックになっていたんだな~(笑)

樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走(つづき)
14:30
多峰古峰山到着。

朝から7時間も経過してるんだ~

でもまあ後はここを下って車に戻るだけ。ユックリ休憩してから…そうだ、スノーシューを
何とかしなくては…

で、修理に使えそうなものは結束バンド(タイラップ?)
以前はステンレスの針金を携帯していたが今年の正月に樽前山で落としてしまった。

樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走(つづき)
このなんとも雑な直し方で大丈夫か?と思いながらこの後さらに巻いて、合計8本巻いた。


樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走(つづき)
そんな乱暴な修理をしている間に山の神様がたくさん歩いたご褒美をくれた。
さっきまで灰色だった景色を10分間だけクリアにしてくれた。
慌てて写真を撮った。

樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走(つづき)←パノラマです

内心途中で切れてしまうだろうと諦めていたが以外にも山を下りきることが出来た!その後
切れてしまったけど、十分に役に立った。やっぱり備え有れば患い無しってことですね。
しかし、まさかあんな壊れ方をするなんて、予想外。新しいのを買う小遣いはないな~

樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走(つづき)
道端にふきのとうの赤ちゃんがいた

車に戻ったのは16:20 GPSを見ると歩いた距離は18.2km

長かった山歩きも無事に終わった。(足の裏にマメができてしまった…)

このときの安堵感、達成感、疲労感。   これがいいんだな~

前々から計画していたコースだったので満足満足face02






あなたにおススメの記事


←サイドバーからココに移しました。
同じカテゴリー(スノーシュー)の記事画像
恵庭岳(1319.7m)北尾根
樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走
冬の七条大滝
2009 ニョロニョロトレッキング。
積丹大滝~動画
積丹大滝へ
同じカテゴリー(スノーシュー)の記事
 恵庭岳(1319.7m)北尾根 (2009-04-07 22:32)
 樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走 (2009-03-24 23:48)
 冬の七条大滝 (2009-02-10 19:55)
 2009 ニョロニョロトレッキング。 (2009-01-13 22:03)
 積丹大滝~動画 (2008-02-06 23:03)
 積丹大滝へ (2008-02-06 00:56)
Posted by rimupapa at 22:26│Comments(7)スノーシュー
この記事へのコメント
お疲れ様っす!

事件が起こっていたのですねー。
応急でも修理してしまう
適応能力に感服ですね。

キレイな山、ありがとうございました。
Posted by みらい at 2009年03月25日 22:55
りむパパさ~ん、体重 オモスギッ!

修理するんですか?
新しいのを買いに、秀岳荘へ GO!ですね~ ( ^-^ )V
Posted by 熊雄 at 2009年03月26日 19:40
:-)みらいさんへ

はい、事件が起こってしまいました(笑)

もしものときに使えるかな?と持っていたも
のが使えましたね~、でも丈夫そうなスノー
シューだったので、ちょとガッカリです。

1日中晴れていたら遠足気分で楽しいコース
ですよ!








:-)熊雄さんへ

>りむパパさ~ん、体重 オモスギッ!

ははは、そ、その通り(^_^;)ダイエットしようか
な~(-_-;)

お金がないので修理したいんですけど、熊
雄さん、誰か溶接出来る人知りませんか
~?鉄板だから溶接で治ると思うんですよ
ね~
Posted by りむパパ at 2009年03月26日 22:33
今、検索したら、材質はジュラルミンなので
特殊な溶接が必要なようです。

アルミの補強材を挟んで、リベット止めするか
割れたベース板を交換するしかないみたいです。
Posted by 熊雄 at 2009年03月27日 21:43
:-) 熊雄さんへ

わざわざ調べてくれたんですね、すいませ
ん。

今日、ダメもとで発売元にメールしてみまし
た。
交換は無理かもしれないけど、修理に関して
なにか分かるかもしれません。
Posted by りむパパ at 2009年03月27日 23:19
スノーシュー折れるって、やっぱりパニックになりますよね(^^ゞ
何はともあれご無事の生還、よかったデスね。
Posted by Yulico at 2009年03月28日 18:13
:-) Yulicoさんへ

熊雄さん曰く体重オーバーだそうです(笑)
自分もそう思いますけどね(^_^;)

おそらく悪運が強いようで、まだまだ生き延
びそうですね~^_^;
Posted by りむパパ at 2009年03月28日 23:49
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
樽前山シシャモナイコース~多峰古峰山縦走(つづき)
    コメント(7)