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2007年05月15日

積丹半島ぐるっとツーリング

積丹半島ぐるっとツーリング

島武意海岸海岸の画像がやけに暗い、そう、3月28日の襟裳につづいて雨に降られた…

積丹半島ぐるっとツーリング
今回走ったのは黄色い線のところ、こうやって見るとほんのチョビットだな~

積丹半島ぐるっとツーリング
朝、6時50分 余市の道の駅「スペース・アップルよいち」に車を駐車して、まずはトーマル峠への分岐点、古平に向けて
走り出した。

今回のコースは余市をスタート地点に古平からトーマル峠(標高625m)で積丹半島を横切って
神恵内村から時計回りで積丹半島を回って余市に戻る。我ながら厳しいコースを考えたものだ。

積丹半島ぐるっとツーリング
余市を出発していきなりの上り坂だ! 出足平峠 まだウォーミングアップもできてないよ~

積丹半島ぐるっとツーリング
出足平峠を勢いよく下って海岸線に飛び出した。
日本海のこの感じがいいな~(いつもは太平洋ばっかしなので…)
ワッカケ岬というらしい。

積丹半島ぐるっとツーリング旧豊浜トンネル 積丹半島ぐるっとツーリング新豊浜トンネル

積丹半島ぐるっとツーリング      積丹半島ぐるっとツーリング
以前からここを通ることがあったら立ち寄って手を合わせたいと思っていた。
遺族の方のドキュメンタリーをテレビで何度か見たせいもあるが、何よりもその当時の緊迫した
テレビの生中継の映像が私の脳裏から離れないのだ。

積丹半島ぐるっとツーリング
少し沈んだ気持ちでクランクを回していると古平に入って、右側にたくさんのこいのぼりが青空を
バックに元気よく泳いでいた!こどもの日はとうに終わったけど、これを見て気持ちを切り替える
ことが出来た。

積丹半島ぐるっとツーリング
いよいよ本日のメインイベント!道道998号線 (古平神恵内線) トーマル峠だ~
それにしてもいやらしい雲が… ポンネアンチシ山や積丹岳が見えるはずだが。(見えないかも?)

積丹半島ぐるっとツーリング
頂上付近では雪渓をバックにエゾエンゴサクが咲いていた。

積丹半島ぐるっとツーリング
やっと頂上のスノーシェルターに入った。両側の窓にはまだ雪がどっさり積もっていて、少しだけ
融けて空いた隙間から光が射し込んでいた。雪の下になっているトンネル中の気温はまるで冷蔵庫

海岸からココ625mまで人間の力だけで標高差600mを登ってきた。そりゃ疲れるわface03
この後の下りが凄かった!私の後からは1台の車も来なかった。だって最高速70キロですからface08
積丹半島ぐるっとツーリング
神恵内村の漁港の横。ここでやっと一息ついて買ってきたおにぎりとパンを腹に収める。
潮風が気持ちいい!

積丹半島ぐるっとツーリング 積丹半島ぐるっとツーリング 積丹半島ぐるっとツーリング
雪解け水が豪快な滝になって流れ落ちていた。しばしマイナスイオンを浴びるicon12
しかし、空模様が気になる…

積丹半島ぐるっとツーリング 積丹半島ぐるっとツーリング
西の河原トンネルを抜けるとすぐ左に海に向う遊歩道がある。いやかつてあった。
現在は落石の危険があるために通行禁止だ。看板に責任を負えませんとあったので、
私は自己責任で行ってみた。手すりや階段は破損していたが危険なところはなかった。
危険だとすると、2枚面の写真の右下の崖が崩れていたので、そこだろう(私は近づかなかった)
この遊歩道はなかなか歩き応えがある。運動不足に方はいいかも?あ、通行禁止だった。
この入り江はきっと天気が良かったらきれいなブルーの海が広がってキレイなんだろうな~と
角がまったくないま~るい石の上は歩きづらかったけど端から端まで歩いた。
乾いた石に小さな黒い粒粒の模様が入り始めた。そう、雨粒が石に水玉模様?をつけたのだ。
自転車を置いたところに戻ったときには本降りになっていた。
積丹半島ぐるっとツーリング

仕方がないので雨宿りをすることにした。30分… そこにマンガ本(デブ専エロ本)があったの
でつい読んでしまった。(←私はデブ専じゃない)
この場所から戻っても恐怖のトーマル峠だし、予定通り積丹岬を周って余市に戻っても距離は
そう変わらない。ならば予定通り行くべぇ~とカッパを着込んだ。3月の襟裳を思い出すが、あの
ときよりは気温も低くない、しかし、やっぱり足と手は雨対策なしだ。途中のゴミ捨て場で2個の
ゴミ袋をきれいな方(使用ずみの軍手が入っていた)を拝借してもう1つの方に移し変えてカメラ
の入ったフロントバックのカバーにした。

カムイ岬はパスして突っ走った。積丹の町での「うに丼」のノボリも横目でみて通り過ぎた。
そして、積丹岬に到着。そこもまた急坂をダンシングして登った。

積丹半島ぐるっとツーリング
この島武意海岸はバイクでは何度も来ているが自転車では初めてだ。
天気がいい日の海の青さを知っているだけにまことに残念無念。
帰りにこの細いトンネルをギャーギャー叫びながら歩く修学旅行の女子高生の声がトンネル内に
響き渡ったことだけが印象に残ったのだった。

帰ろうとしたときにちょっとしたハプニング!
それはまた後日に。

積丹岬から婦美町までも登り坂が続き、疲れきった足に活を入れながら途中のグリーンホリデー
というレストランでソフトクリームと手作り揚げたてコロッケを食べる。
私はドロドロのカッパ姿なので外のベンチで食べますというと、どうぞ遠慮なく中で暖まって食べてくださいとレストランの中に迎え入れてくれた。
こんなときの暖かい言葉が心にしみた。しかし、揚げ物はきつかった。外で食べやすいものと考えたのがコロッケだったが、中で食べられるんなら、違うものにすればよかったface07

積丹半島ぐるっとツーリング
16:30
余市に到着! きれいな虹が迎えてくれた。

走行距離   134.11km
走行時間   6:25:51
平均速度   20.8km
最高速     70.0km

次回は絶対食ってやるぞ~
待ってろよ~「うに丼」

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Posted by rimupapa at 23:29│Comments(5)自転車
この記事へのコメント
あっ!
先、越された(笑)。
って感じです♪

ここ絶対晴れてたら気持ちの良いスポットですよね!

コースは998通られたんですね。
文中ではサラッと流してますが、結構・・・、ヤ!かなり辛い筈!!
僕の技量では、998通るだけで終わりそうです(笑)。

全体を通して、晴れてれば・・・、惜しい!

そうそう、僕も「豊浜トンネル」行ってみたいと思ってます。
道民なら、皆同じ気持ちだと思います。
あの時、TVで被害に遭われた方の映像を見て、みな何かを感じ取った事でしょう・・・。
Posted by 火の玉レッド at 2007年05月16日 00:27
こんばんわ。
いやはや、茂作にはマネの出来ないルートですね。
車でしか行ったことのない積丹ですが、あのトンネルの狭さや圧迫感、そして観光を含めた通行量、自転車では足がすくみます。

それと走破地図!ヨメが「津波警報かと思った!」と驚いてましたよ!
Posted by 茂作 at 2007年05月16日 21:22
:-)火の玉レッドさん

今回のルートは先日の火の玉レッドさんのエ
ントリーもヒントになってます。
あとは、例の海岸線を繋げて北海道1周する
計画の一環でもありますが、ご想像通り、ト
ーマル峠はきつかったです^_^;
私のロードは昔のモノなので、チェーンリング
が今流行りのコンパクトドライブじゃないの
で、回転に頼ることなくインナー39丁でムリ
ムリ回していくので、筋力不足の足には乳酸
が溜まりまくりです(-_-;)

今回のキツさを分かっていただくと同時に、
天気が悪くて積丹ブルーの海の画像が撮れ
なかったので、火の玉レッドさんにはぜひと
も私の代わりに同じコースをリベンジしてもら
いたいです。どう?^_^;
Posted by りむパパ at 2007年05月16日 22:36
:-) 茂作さん

こんばんは、茂作さん。
毎日通勤で乗っているのになに言ってるん
ですか!私なんかも腹がメタボってるんです
よ!(^^ゞ

ただ、トンネルは危険を感じますよね。

茂作さんもぜひどこかを走っていいコースを
教えてくださいね!

>ヨメが「津波警報かと思った!」と驚いてま
したよ!

ははは、それでは早いトコ全部アカで埋めて
全道を津波警報にしなくては(笑)
Posted by りむパパ at 2007年05月16日 22:44
>ぜひとも私の代わりに同じコースをリベンジしてもらいたいです。どう?^_^;

リ、リベンジ・・・。
ボクなら7時間越すでしょうねぇ~(汗)。
海岸線だけは、走りたい道の候補に入ってるんですけど(笑)。
Posted by 火の玉レッド at 2007年05月17日 00:11
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