2007年04月28日
最近読んだ本

今回は少なめだが、中で「エンデュアランス号漂流」がとても面白かった。
押し花ならぬ押し虫?つきの本も…

1914年12月、英国人探検家シャクルトンは、アムンゼンらによる南極点到達に続いて、南極大陸横断に挑戦した。しかし、船は途中で沈没。彼らは氷の海に取り残されてしまう。寒さ、食料不足、疲労そして病気…絶え間なく押し寄せる、さまざまな危機。救援も期待できない状況で、史上最悪の漂流は17ヶ月に及んだ。そして遂に、乗組員28名は奇跡的な生還を果たす―。その旅の全貌。
私が読んだ感想は、ただただ人間って凄いな~と思いました。南極の海で究極のサバイバル。
新聞の広告で冒険に集まってきたそれぞれの男達があるものは医者、そしてコック、船大工、各自の特技を生かして、危機を乗り越える。そしてリーダーのシャクルトンの精神力の強さ、リーダーシップ。
究極の状況で、いかにトラブルを引き起こさないで全員を生還させるかを冷静に判断する。
本当に読んでいて、これは本当にあったことなのか?と、考えてしまうようで、引き込まれる本だった。
読んでいて勇気がわいてくるような凄い本です。絶対お薦めです。
海の冒険に魅せられた26歳の挑戦
世界一周ヨットレースで優勝した多田雄幸に十八歳で弟子入りした青年が、師匠の不慮の死、二度の失敗を乗り越えて夢を叶えるまで
ヨットで世界一周するんだ―鞄一つで家を飛び出し、師匠のアパートに転がり込んだ二十歳の青春。造船所で修業に励み、スポンサー集めに奔走した日々。「金なし、人脈なし、実績なし」の青年が、二度の挫折を乗り越え、奇跡の世界一周を成し遂げる。荒ぶる大海原との激闘を記録した感動の176日3時間59分47秒。
「白石康次郎」と聞いて、そういえば最近テレビで何回か顔を見たな~と思い、この本を読んでみた。
普通の人に見えて、この人、やっぱり普通じゃない。高校生のときすでに、当時ヨットのレースで世界一周した多田雄幸氏に直接、電話帳で調べて押しかけるという信じられない方法で実質的な弟子になり、ヨットのことを学び、2度失敗して3度目に成功、26才の時に最年少無寄港無補給単独世界一周をした
しかもこの本の出版も何度も挫折して書き上げた本だ。
ルポライターが書いたように軽妙な文章ではなく、日記のような文章だがそれがまた本人が書いた臨場感みたいなものがあってよかった。
今の子供達に読んで欲しいと感じた。夢を夢で終わらせない人も居るってことがすばらしい。
さまざまな職業、年齢、経歴の十人がU・N・オーエンと名乗る富豪からインディアン島に招待された。しかし、肝心の招待主は姿を見せず、客たちが立派な食卓についたとき、どこからともなく客たちの過去の犯罪を告発してゆく声が響いてきた。そして童謡のとおりに、一人また一人と…ミステリの女王の最高傑作。
この本は、私ごときがどうのコウの言う本ではないのではないでしょうか。
ミステリーというジャンルは読んだことがなかったのでこの本を読んでみた。
残酷なシーンがあふれている映画やテレビに慣れてしまった現在では、凄く恐いということはなかったが、最後まで飽きずに読むことは出来た。
でも、私には冒険ものの方が合っているかな~

Posted by rimupapa at 22:18│Comments(0)
│本
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