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2007年07月09日

最近読んだ本

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「凍(しば)れるいのち」



昭和37年12月、北海道学芸大学函館分校山岳部のパーティー11名は、冬山合宿に大雪山縦走を目指した。しかし、そこから帰還したのはリーダーの野呂幸司ただ一人だった。部員10名全員遭難、死亡。かたくなに沈黙を守る野呂に対し、轟々たる非難と呪詛が集中した。その野呂が45年間の沈黙を破り、ついに今、遭難事故の全貌に迫り、その後の人生の軌跡を明らかにする―。今日の幸せを生きる我々が本書から学ぶべきは、いのちのはかなさであり、その尊さであり、その重さであるだろう。

この野呂氏は人並み以上の体力と精神力をより鍛えることで山岳部のレベルアップを目指すが
人より優れていることが逆にアダになったのだろうか?とも感じた。
他の部員のレベルを考えたら、予定通りに訓練を決行せずに中止して下山すれば遭難せずに済んだかも?しれない、結果論だが…もちろん全力を尽くしたのだと思う。
しかし、遭難後の人生は遭難した10人の魂を背負って生きるという壮絶な人生だ。
命の重さを考えると共に、氏のその後の生き方にも感心させられる。




最近読んだ本
16年ぶりに再会した恩師、モリー・シュワルツ教授はALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていた。忍び寄る死の影。「あと4か月か5か月かな」。だが、その顔には昔と変わらぬ笑顔があった。「この病気のおかげでいちばん教えられていることとは何か、教えてやろうか?」そして、老教授の生涯最後の授業が始まった――。
本書は、スポーツコラムニストとして活躍する著者ミッチ・アルボムとモリー教授が死の床で行った「ふたりだけの授業」の記録である。テーマは「人生の意味」について。愛、仕事、社会、家族、老いの恐怖、許し、そして死。毎週火曜日、飛行機に乗って700マイルも離れた恩師を自宅に見舞い、静かに対話を紡ぐ。売れっ子コラムニストとして多忙な日々を送る著者は、最初から「いい生徒」だったわけではない。彼の生きがいは仕事。時間に追われながら、何よりも立ち止まることを恐れるミッチ。そんなミッチも、死と対峙しながら最後の日々を心豊かに生きるモリーとの会話の中で、仕事よりも大事なことに気づいていく。

授業を重ねるたび、ミッチの心は揺らぎ、モリーの体は蝕まれていく。その様子が手にとるように伝わってくる。「いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べる」と、モリー。「人生に意味を与えられる道は、人を愛すること、自分の周囲の社会のために尽くすこと、自分に目的と意味を与えてくれるものを創り出すこと」

読んだあとで気づいたら、借りなくてもこの本は家にありました。
私が読んでなかっただけでした。






最近読んだ本

この本は、何か笑える本はないかな~と何気なく読んだものですが、爆笑というか、一人で、んな、バカな~ありえね~と独り言をつぶやきながら、なんにも考えずに読めました。
世の中にホントにこんな人間たちがいるのか?どうかはこの際関係ない!とにかく読んでみて下さい。
清々しい気持ちで自分もバカになってもいいかな~って思います。
かなり気に入ってます。



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Posted by rimupapa at 22:51│Comments(2)
この記事へのコメント
凍(しば)れるいのち 読みたい本です。
図書館の本ですか?購入したのですか?
Posted by くったら@冬山スノーシュー at 2007年07月10日 22:00
:-) くったらさん

図書館で4月に予約して3が月待ちました。
これは買っても損はないと思いますよ!
Posted by りむパパ at 2007年07月10日 22:31
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