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2008年01月05日

長万部岳(972.4m)

長万部岳(972.4m)


2008年、初っ端の3連発の最後は山スキーで長万部岳に行ってきた。

朝、3時半起きでまずは登別の友達、くったらくんのところに行って合流。
その後、高速道路で豊浦ICまで走ってETCの通勤割引で帰りの温泉代を浮かせる(笑)
半額は助かるのだ。

道南の秘湯として有名なぬ二股ラジウム温泉方面を目指して山に入っていく。
途中分岐を直進して、目的の林道に向かう。分岐を左折すると二股ラジウム温泉だ。

長万部岳(972.4m)
車は旧新英温泉の建物の近くに停めてここからスキーを履いて出発。
雲が多いせいか、まだ薄暗い林道を久しぶりに会ったくったらくんと近況を話しながら歩く。

長万部岳(972.4m)
これから登る長万部岳が見えた。













長万部岳(972.4m)








後ろを振り返ると雲にさえぎられた朝日が弱弱しい光を放っていた。










長万部岳(972.4m)








登山届け、もちろん2008年は私たちが一番乗り!(あくまでも届けのノートではの話)





長万部岳(972.4m)
林道はスノーモービルが走った跡があって、ラッセルしないで歩けるのでよかった、
しかし後に顔をしかめることになる。

長万部岳(972.4m)
林道の途中にある「うすゆき荘」、ここでまで1時間10分
長万部岳(972.4m)
割ときれいにしている。山小屋に泊まるのは1度室蘭で経験しているが、なかなかいいものだ。
ここまではラッセルもなしにきたが、ここからは本格的な登りだ、私はコンパスをコルに合わせてきった。
私より経験の豊富なくったらくんが先頭で林道をショートカットしながら高度を稼いでいく。

長万部岳(972.4m)
黄色いスキーツアー用の看板を目印に進むと長万部山岳会の方々が建てた鐘が見えてくる。
安全登山を願うものらしい。

長万部岳(972.4m)
コルに向かっていくとやっと雲が流れて山頂が見えた。
長万部岳(972.4m)


うねうねと這う雪庇が狭い登山ルートに影をつくる。
これを見ると「よ~し、登ってやろうじゃないか~」と闘志がわいてくる!

長万部岳(972.4m)
そのあと、浅い沢地形を登ってコルに出る。コルでは腰を下ろしてしばし休憩。
最後の登りに備えて腹ごしらえも済ませる。

長万部岳(972.4m)
(深い雪をストックを持った両手で崩しながらラッセルする私)

最後の尾根はクラストした部分と、腰まである雪とが複雑に混じった斜面だ。
ここでくったらくんはスキー初心者の私の下りのことも考えてくれて、スキーをデポしてわかんに履き替えて
進むことにした。

長万部岳(972.4m)
天気は相変わらず小雪が降り続く。遠くのほうではスノーモービルの排気音が響いている。

長万部岳(972.4m)
やっと尾根を登りきり遠くに頂上が見えた!

長万部岳(972.4m)
やっと登頂!出発から約5時間の登り。疲れた~

風も強いし相変わらず小雪が横殴りだ。山頂には長居せずに、すぐに下山することにした。

長万部岳(972.4m)
さて、帰りはデポしてあったスキーに履き替えて、くったらくんの華麗な滑り!

長万部岳(972.4m)
そして、例によってへっぴり腰の私は、合計で7~8回転びながら下りきったのだった。
でも、パウダースノーは転んでも痛くないし滑っていても下手なりに気持ちいいのだ!

長万部岳(972.4m)
林道もス~イスイ!
帰りは1時間半ほどで戻ってきた。やっぱりスキーは早いわicon16

車に戻って見るとスノーモービルを積むためのトラックが林道沿いに20台ぐらい停まっていた。
お互いに気をつけてこの山で遊べたらいいのだが…事故が心配だ。
それにあの爆音は、自然に癒されに来ている人にとってはストレス以外の何者でもない。
ただ、私もバイクに乗る者としては、理解できないわけではないし、複雑な気持ちを残しつつ
帰路に着いた。 

帰りに寄った「黒松内温泉ぶなの森」は泉質もツルツルでなかなかいい温泉だった。(オススメ)









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Posted by rimupapa at 23:14│Comments(8)山スキー
この記事へのコメント
ほ~、お疲れ様でした♪
雪庇、迫力ありますね~~!
山頂からの眺望は、あんま良く無さそうでしたね・・・、残念!

いつかボクもビーコン&ゾンデ&スコップを携行してバッカンデビュー飾りたいです!
Posted by 火の玉レッド at 2008年01月05日 23:22
お疲れ様でした。
レッドさんに同じく、雪庇の画像に目が釘付け。
でも自分の場合は“チビリ”そうでした。
(高所恐怖症の自分にはやはり無理です)
Posted by masayan1101 at 2008年01月06日 00:02
へぇー 凄い凄い! お疲れ様でした。

自転車で林道走ると気持ち良いですが、ハイカーにとっては
すっ飛ばしてこられると迷惑でしょうから同じ事なんでしょうね。
早めの減速&挨拶は欠かせませんね!
Posted by ぴぃ at 2008年01月06日 00:16
年始のミッション、無事終わりましたね!

私もカヤックで支笏湖を漕いでいる時
ジェットスキーが近くを通るのはイヤでしたが
今は静寂がもどり 『ホッ!』 としています

他の人に迷惑かけないように、気配り目配りでやっていかなくてはいけませんね!
Posted by 熊雄 at 2008年01月06日 09:22
Hai!りむパパさん、
相変わらず凄い!
気温も零下00度?ですか?
くったらさんはテレマークスキーですか?

私も今年は再就職して少し余裕が出来たので、3年ぶりにスキー再開しようと思います。ただ、身体がなまっているので、まずは講習会参加からです。

いつか冬の北海道行きたいです。
山連れって下さいな。
Posted by nana at 2008年01月06日 12:16
あいかわらずの素晴らしいバイタリティーですね。迫力ある写真に自分も行った気になりました。スキー帰りは気持ちよさそうですね!
Posted by Nezu at 2008年01月06日 12:39
お疲れ様でした。
私が使おうとしていた写真とかなりだぶってしまい迷いましたが一部省略しました。
雪庇の写真、迫力があり良いですね(^O^)v
私のカメラではそこまでは撮れませんでした。
思ったより時間も掛かりハードな山行でしたが無事下山できた事と、下りのスキーが楽しかったです。
次回は軽めでスキー楽しみたいと考えていますヽ( ̄▽ ̄)ノ
PS nanaさん私は山スキーです。テレマークも興味があるのですが仲間内(冬山登山者含め)では圧倒的に山スキーが多いのです。
北海道の山は山スキーが合っているのかも知れません?
Posted by くったら@冬山 at 2008年01月06日 18:43
:-) 火の玉レッドさんへ

今年は雪が少ないですよね~
ガイドブックでは本文中のうすゆき荘が雪で
ほとんど隠れてしまうぐらい積もるようです。
スキーの腕前はぜんぜんですが楽しかった
ですよ!








:-) masayan1101さんへ

雪庇は画像で見ると迫力がありますが実際
に登っているときはそんなに怖くないです
よ! 天気がよくて視界がよければ高度感も
増すのかな~?
スキーはよく初心者に毛が生えたぐらいって
言いますが、私の場合毛も生えてないです(爆)






:-)ぴぃさんへ

自転車もハイカーにとっては迷惑かもしれま
せんが騒音は出しませんからね~
いずれにしても共存するにはお互いに理解し
あう努力が必要でしょうね。






:-)熊雄さん

どうもです!無事に3日間を終えることが出
来ました(^_^) 終わったらぶっ倒れるかと不
安でしたが、大丈夫だったみたいです(笑)

今年、バイクに乗ることがあったら気をつけ
ましょうね!







:-) nanaさんへ

今回の気温は山頂でもそんなに低くはなかったですよ!風が強いと体感はきついですけどね。

前回、冬に北海道にこられたときはあまりいい印象じゃなかったと聞いていますので、今度はまた違った気持ちで来てみて下さいね。








:-) Nezuさんへ

今回は大晦日から1、2、3 ダァーっと遊び
続けたので、さすがに疲れました(笑)
少しは考えないといけませんね。40代後半で
すからね~






:-)くったら@冬山さんへ

お疲れ様でした~!!!
ホント、さっきそちらにお邪魔しましたが、写
真、かぶってますね、でも一緒に行ったんだ
から仕方ないですね(笑)雪庇の写真は光学
18倍の威力がでましたね、でも防水のカメラ
も欲しいです、沢用にね!

次回もよろしくね。
Posted by りむパパ at 2008年01月06日 23:17
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