さぽろぐ

アウトドアー  |その他北海道

ログインヘルプ


2007年05月18日

忘れられたスニーカー

忘れられたスニーカー

 白いスニーカー 汚さないように
  
裸足で雨の中 僕等は歩いた
  
びしょびしょぬれの トレーナーが
   
乾くまで抱き合った 夏の昼下がり …


「虹とスニーカーの頃」  チュ-リップの歌。

公園のベンチにポツンと置かれたスニーカーを見たとき、この歌を思い出した。
(この歌は1979年(昭和54年)なのでこれから書く話とは関係ないです。)

私は子供の頃、特に小学校の高学年の頃、スニーカーを買って欲しかったけど、
当時の私の足の成長スピードは半端じゃなく早く、1年に何足も買わなくてはならないほど
どんどんデカクなっていた。ちなみに小6のときすでに26.5cm
そんな折、小6のとき炊事遠足があった。歩いた距離は往復で6キロぐらい
だったと思うが私は苦痛に耐えながらの苦しい歩きだった。

現地に到着して、そこは子供、足が痛いのは忘れ、遊びまわり料理が得意な
私は先頭に立って豚汁を作った。

そして数週間後…私の足の親指のつめは真っ黒になりそして両足とも剥がれた。
そう、その頃、頻繁に靴を買ってもらっていたので、遠足のとき、靴が小さいから
新しいスニーカーを買ってくれ、と親に言えなかったのだ。
両親は共働きで、オヤジはその頃、会社が終わった後にアルバイトで燃料用に燃やす、
おがくずを小型トラックで配達する仕事もしていた。私もたまに手伝っていた。
まぁ、貧乏というほどでもなかったと思うが、裕福ではなかった。
なので、小6の私は親に気を使ったのかもしれない、」今となっては当時の自分の気持ちを
正確に思い出すことは無理だ。

母親は、いまだにそのときのことを思い出して言う。
「ホントにかわいそうな事をしたよ~なんで靴が小さいって言わなかったんだろうね~」
「思い出したら涙がでるよ。」って。

これが私のスニーカーの思い出だ。






ちなみに今は28.5cm  デカッface08




あなたにおススメの記事

←サイドバーからココに移しました。
同じカテゴリー(日記)の記事画像
今年もよろしく!
元気でやってます!
ご無沙汰してます!
休憩。
偶然
おめでとう…残念…おめでとう!
同じカテゴリー(日記)の記事
 引越し! (2012-03-05 21:51)
 今年もよろしく! (2012-01-10 20:52)
 元気でやってます! (2011-05-29 23:54)
 ご無沙汰してます! (2009-12-10 22:42)
 休憩。 (2009-10-31 21:36)
 思わぬお客様! (2009-10-25 23:15)
Posted by rimupapa at 22:36│Comments(9)日記
この記事へのコメント
昔はね。
簡単に「あれ買ってくれこれ欲しい」とは言えませんでしたもんね(^^ゞ
私は高校時代、上履きがボロッボロになったのに新しいのを買ってと言い出せず、それこそポロ雑巾みたいなのをはいていたことがあります(笑)
見かねた担任教師が、「あまりにひどい上履きなので買ってあげてください」と親に電話をかけてくれました(笑)
Posted by Yulico at 2007年05月18日 22:46
自分も欲しい物を「欲しい」と素直に言えなかった子ども時代でした。
きっと母親が内職する姿を見ながら育ってきたせいだろうと思います。
Posted by masayan at 2007年05月18日 23:48
ボクもね、何でも買ってもらえる友達を羨んでいましたが、ボクは末っ子なので、上の兄弟等がそう簡単に買ってもらえないのを日常的に見ていましたので、あまり欲しがらない子でしたね。
と言うと、何かハナにつきますね(笑)。
でも、ファミコンも無かったんですよ、ホントに(笑)。
Posted by 火の玉レッド at 2007年05月19日 00:02
私もねだれませんでした。
お小遣いをもらうのも気が引けて高校時代はずっとバイトしていました。
大人になってから妹に「お姉ちゃんが買って欲しいと言わないので私も言えなかった」といわれました。
親としたら靴など何とかなるもだったんでしょうね。
でも家の事情がわかってしまうと言えないですね。
Posted by kemmi at 2007年05月19日 00:59
追伸、夫のサイズは30センチです。
勝った!
Posted by kemmi at 2007年05月19日 01:00
私も言えないクチでした(^^ゞ
何度かお願いしてもOKが貰えないと、次からは言ってもしょうがないやってなってました。
家の事情は大きくなるにつれ、何とな~く感じるので、益々言えなくなる。
買う買わないの問題じゃなくて、せめて言える環境って言うのが欲しかったなぁ~~と(笑)今更ですが…
Posted by のんきーず at 2007年05月19日 15:39
そうでしたか・・・・
26.5の小6・・・・・
私は今、26.5(笑)
Posted by 碁流祐 at 2007年05月19日 21:33
:-)Yulicoさん

ボロボロのスニーカー、昔はズックとか言っ
てたような気もします。
Yulicoさんの思い出も今は懐かしいほろ苦い
思い出ですね。
ボロボロで思い出しましたが、小学校のとき
は運動会はみんな足袋でした。田舎だった
せいもあるかもしれませんが、低学年のとき
は底が紙みたいですぐにボロボロになって、
その辺に落っこちてる足袋でまだ履けそうな
のを拾って履いたたことがありました(-_-;)
高学年になったら底がゴムの足袋になりまし
たけどね。当時は靴がなかったわけじゃない
のに、昔からの伝統?で運動会は足袋でし
た。







:-)masayanさん

やっぱり昭和30年代生まれって、そんな子
供時代が普通だったんでしょうかね。
でもmasayanさんは、今はちゃんと親孝行し
ていますから偉いです。
私なんか、姉が親に近いところにいることを
いいことに、自分ばかり遊んで、親孝行、全
然してませんから…






:-)火の玉レッドさん

>ボクもね、何でも買ってもらえる友達を羨
んでいましたが

私も病院の息子が友達にいて、その子の家
に当時は誰も持ってなかったクイック充電の
レーシングカーで遊びたい一心で、遊びに行
くと、その子の教育ママゴンが「○○くん、お
勉強してからね!」と言われて、しぶしぶ勉
強してから遊んでました。そのお陰で、小4
のときはクラスでトップクラスの成績でした
(笑)
ファミコンか~
私は子供にスーパーファミコンを買ってから
自分がハマって夜も寝ないでやってました。

子供の頃だったら火の玉レッドさんもさぞ欲
しかったことでしょうね~






:-)kemmiさん

>お小遣いをもらうのも気が引けて高校時
代はずっとバイトしていました

そうだったんですか~エライな~
金銭感覚を養うのにきっと役立っています
ね。
妹さんもきっと、しっかりした人だったんでし
ょうね。
親の背中を見て子供は育つっていいますけ
ど、うちの子供たちは見てるんでしょうかね、
私の背中(-_-;)

>夫のサイズは30センチです。勝った!

ま、負けた~(^^ゞ






:-)のんきーずさん

>私も言えないクチでした(^^ゞ
何度かお願いしてもOKが貰えないと、次から
は言ってもしょうがないやってなってました。

そうだったんですか~

私は高校生になったらすっかり悪い息子に
なってしまって、ねだりまくってました。それ
でも足りなくて、部活をサボって肉体労働の
バイトに行ってギターや時計を買ってまし
た。

ぼち君も欲しがらないのかな?
Posted by りむパパ at 2007年05月19日 22:09
:-)碁流祐さん

いま26.5cmですか(^^ゞ

私は就職したとき革靴を買うのに探し回った
ことが印象に残ってます。

今でこそ大きなサイズはありますが当時は
革靴は26.5cmまでがほとんどでしたから
ね。
Posted by りむパパ at 2007年05月19日 22:19
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
忘れられたスニーカー
    コメント(9)