台風の影響で今日の天気はどうかな?思っていたが、朝、樽前山を見たら曇り空のなかに
山の上だけが青空になっていて、「こっちへ来いよ~!」て感じに見えたので、急いで「自転車登山」
の用意を始めた。
用意と言ってもフレームに付けたボトルホルダーを外して、担ぐためのパッドを付けただけ。
台風の吹き戻しか、暖かい風が強い。
街中にあるネジバナより太くて元気な山のネジバナ。
ここらの砂利道はかなりキツイけど、またまた変な意地を張って絶対足は付かない、
休まないぞ~と自分で決めて走る。
ここまで家から1時間30分 平日なので人は少なそうだ、自転車を担ぐので
人が多いと迷惑をかけるからなるべく人が少ない方がいい。
この場所だけでも素晴らしい景色。 山登りが苦手な人でも来られるからお勧めだ。
この階段は段差が大きいので自転車を担いで登るのは大変だ。
ゼェゼェいいながら、それでもこの景色にウキウキだ。
45分ほどで登頂! 風が強い! そこに居た年配の男性に写真をお願いした。
自転車を持っていったことに驚いていたが、自転車について否定的じゃなかったので
一安心。帰りは違う道を使って帰るのでここまで自転車を持ってきたことを説明すると
納得してくれた。
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羊蹄山と尻別岳もくっきり。
苫小牧の街も。
左に溶岩ドームを見ながら外輪山を反時計回りに周って、西山を目指す。
下ってきた尾根を振り返ると抜けるような秋空。
ドームの北側のトレールは自転車でも走れる。
そういっても石が尖っているし、岩と岩の間の狭いところではリアディレーラーを壊す
恐れがあるので慎重に走る。
この時期になると咲いている花も少ない。
イワギキョウかな。
ここまで来る途中で夫婦らしき年配の二人連れとすれ違った。
私が「自転車でお邪魔してます!」と言うとおとうさんのほうが「どうぞどうぞ!」と言った。
一拍置いて、3人で自然と笑いが起きた。
自転車で来た人と初めて会ったと、お二人はしきりに関心されて、「いや~凄いね~」と
最後まで言っていた(笑)
西山頂上にある観測機器の点検修理だろか、開発局の人?が2人居たので
「お仕事中スイマセン」と、シャッターをお願いした。
前回ここに立った時はまた雪があった。そして自転車でここに立ったのは
4度目かな~。
下りは自転車に乗って下りられないこともないが、ただスピードを殺して
下りるのは楽しくないし、タイヤをロックさせると地面を削ることになりよくないので
自転車は押して下山した。
タルマイソウがほんの少しだけ頑張って咲いていた。
林道の終点まで下りると、気温は高く、セミの鳴き声がうるさいぐらい。
横ではススキが風に揺れている。
ここでは夏が秋とバトンタッチしているんだなぁ。
一筆書き完成。