今回はまんたくんと二人で羊蹄山のお鉢に滑り降りよう!の合言葉で羊蹄山に行ってきた。
先日の雪の影響を心配したが、道路はドライ。
要らぬ心配だったようで、予定通り8時前に到着。
まんたくんも何度か登っているので、今回も去年と同じ神社ノ沢コースで登ることにした。
(お墓が写ってますが、墓地の側に車を停めさせてもらって、林道を行きます)
まんたくんはスノーボードなのでスノーシューで行きます。
私は山スキーとワカン。 しかし、このワカンが後で失敗と気づくことになった。
30分ほどで砂防ダムが現われ、そこを渡ってさらに登る!
砂防ダムを渡った所です。
羊蹄山が待ってるぜ!
まんたくんは直登、私はジグザグに少しずつ高度をかせいで、1時間に1度ぐらい
短い休憩を入れて登る。
洞爺湖もよく見える!
標高1500mを越えた辺りから傾斜もいちだんと増して、私はスキーをザックに付けて
ワカンで登ることにした。
が、今日の雪はシャーベット状の雪が微妙な堅さで、スノーシューならば
うまくグリップして、アイゼンなら爪が利いて登りやすい雪質。
しかし、ワカンは面積が小さいのでワカンで踏んだ雪が根こそぎ崩れて
グリップしない…
うまく登るには何度もキックして、なおかつ崩れないように歩幅も小さくする必要があり
時間はかかるし、体力も必要以上に消耗してしまい、先に登ったまんたくんには大変
迷惑をかけてしまった…
今までワカンを使ってきてこんなに苦労したのは初めてだった。
やっぱりそのときの状況にあった道具を選ぶのは大切だな~
(家で新品のアイゼンとスノーシューが泣いていた)
せめてアイゼンかスノーシューのどちらかを持っていけば、こんなことはなかったのにと
後悔するのでした。
先に行くまんたくん。
私が疲れきって休憩している時間も含めて1時間も頂上で待っていてくれた。
お鉢に滑り降りようと言っていたのに待っていてくれたのだ。
その間、曇ったり晴れたりしていたが、私が登頂した頃には頂上はすっぽり雲に
飲み込まれてしまっていた。
食料を補給しながら待ったが視界が真っ白の頂上。
視界がまったくないのでお鉢に下りてもあまり意味がないし、
斜面の状況も分からないので下りるのは中止することにした。
また来年、来ればいいしね。
下りはじめたら晴れたりしてね、と二人で話して笑った。
それがホントになった…(笑)
こんなもんだよね。
まんたくんは一番の急斜面をおかまいなしに滑り降りる!
尻別岳をバックに(写真がもっとうまければいいんですけど)
楽しい斜面はこの辺りでお終い。
帰りはまっかり温泉で汗を流した。
今回たどったコース。(正確ではないです)
露天風呂からは今登ってきた羊蹄山がド~ンと見える。
まんたくんと二人で来年のお鉢滑降のリベンンジを誓うのだった。