羊蹄山 春山スキー

rimupapa

2009年04月28日 22:12


いきなり春山には見えない画像からの見開きですが、頂上は寒かったです。
しかも…


今回はまんたくんと二人で羊蹄山のお鉢に滑り降りよう!の合言葉で羊蹄山に行ってきた。

先日の雪の影響を心配したが、道路はドライ。
要らぬ心配だったようで、予定通り8時前に到着。


まんたくんも何度か登っているので、今回も去年と同じ神社ノ沢コースで登ることにした。
(お墓が写ってますが、墓地の側に車を停めさせてもらって、林道を行きます)


まんたくんはスノーボードなのでスノーシューで行きます。
私は山スキーとワカン。 しかし、このワカンが後で失敗と気づくことになった。


30分ほどで砂防ダムが現われ、そこを渡ってさらに登る!

砂防ダムを渡った所です。
羊蹄山が待ってるぜ!


まんたくんは直登、私はジグザグに少しずつ高度をかせいで、1時間に1度ぐらい
短い休憩を入れて登る。


洞爺湖もよく見える!


標高1500mを越えた辺りから傾斜もいちだんと増して、私はスキーをザックに付けて
ワカンで登ることにした。

が、今日の雪はシャーベット状の雪が微妙な堅さで、スノーシューならば
うまくグリップして、アイゼンなら爪が利いて登りやすい雪質。

しかし、ワカンは面積が小さいのでワカンで踏んだ雪が根こそぎ崩れて
グリップしない…

うまく登るには何度もキックして、なおかつ崩れないように歩幅も小さくする必要があり
時間はかかるし、体力も必要以上に消耗してしまい、先に登ったまんたくんには大変
迷惑をかけてしまった…

今までワカンを使ってきてこんなに苦労したのは初めてだった。
やっぱりそのときの状況にあった道具を選ぶのは大切だな~
(家で新品のアイゼンとスノーシューが泣いていた)
せめてアイゼンかスノーシューのどちらかを持っていけば、こんなことはなかったのにと
後悔するのでした。


先に行くまんたくん。

私が疲れきって休憩している時間も含めて1時間も頂上で待っていてくれた。
お鉢に滑り降りようと言っていたのに待っていてくれたのだ。

その間、曇ったり晴れたりしていたが、私が登頂した頃には頂上はすっぽり雲に
飲み込まれてしまっていた。


食料を補給しながら待ったが視界が真っ白の頂上。
視界がまったくないのでお鉢に下りてもあまり意味がないし、
斜面の状況も分からないので下りるのは中止することにした。

また来年、来ればいいしね。
下りはじめたら晴れたりしてね、と二人で話して笑った。







それがホントになった…(笑)

こんなもんだよね。


まんたくんは一番の急斜面をおかまいなしに滑り降りる!


尻別岳をバックに(写真がもっとうまければいいんですけど)


楽しい斜面はこの辺りでお終い。


帰りはまっかり温泉で汗を流した。


今回たどったコース。(正確ではないです)

露天風呂からは今登ってきた羊蹄山がド~ンと見える。
まんたくんと二人で来年のお鉢滑降のリベンンジを誓うのだった。

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