国道453(札幌~支笏湖線)オコタン分岐に車を停めて札幌方向に数百メートル歩いたところから
雪の壁をよじ登って左にある林道から漁岳林道に合流する。
土日で降った雪はそのまま、誰のトレースも無い。
と言うことは…終始自分ひとりのラッセルか~
と思って少し歩いて先に目をやると、入山届けのあるところに一人の
男性が見えた。
近づいて挨拶をしたら、「あれ?どこかでお会いした人だ」
そう、今年の元旦に樽前山で最後まで一緒だった年配の方だった。
お歳を聞いたら61歳、元気です。
歩くスピードも違うので私がトップで歩いた。
この時期にここに来るのは初めて、想像より雪の量は多い。
漁岳は
2008年10月28日「漁川遡行750~1000」
2006年04月18日「漁岳(1318m)リベンジ」
2006年04月11日「漁岳(1318m)はご機嫌斜め。」
と今までに3回チャレンジして頂上は2度踏んでいる。
林道はトレースが無くても問題ないが山に入ったらルートを自分で考えて登るいい練習になる。
しかし重たい雪のラッセルは足に来る。
トレーニング不足と言われてしまえばその通りだ。ラッセルの深さは20~25cmだから…たいしたことないけど。
そして数年前に撮った同じカーブミラーを撮った。(進歩無いなぁ)
オコタン分岐から尾根取り付き地点まで1時間50分ほどかかった。
もうこの時点で汗だく。
ピンクテープがところどころあるが自分でルートを考えて901mのピークを西側から
巻いて950mはあえて東側のコルに向けて登ってみた。
理由は恵庭岳と支笏湖、オコタンペ湖を見たかったからだ。
手前の白いところがオコタンペ湖、その奥が支笏湖。
この次は天気がいい時に見たいものだ。
サムネイルをクリックするとパノラマ画像がご覧になれます。
振り返った景色です。
中央が1175m、木に隠れている右奥の白い山が漁岳。
一旦小さいコルに下りて、尾根を登る。1175m尾根の途中からみたオコタンペ湖。
本来この1175mはピークを通らずに南西側をトラバースして頂上基部に到達する。
しかし、天気も良くないし単独ラッセルで疲労困憊。
頂上は諦めて尾根の途中1040m辺りから引き返すことにした。
また来ればいいさ。(根性なし!)
帰りの滑りは雪が重く滑りにくかった~