樽前山東山(1022m)雪中行~キムチ鍋!? 

rimupapa

2008年11月04日 23:07


今日は、悪天候覚悟で樽前山に登ってきた。
メンバーは火の玉レッドくん、ひまさん、Nさん、マンタくん、私の5人
火の玉レッド君、na03さん、Nさんは同じ職場。
na03さん、Nさんの夜勤明けを待って、まずはみんなで買出しに!
火の玉レッド君の提案で、景色が見られなくても食で満足しようと言う
趣旨で今回の登山は「鍋登山」と決定したのだった。
キムチ鍋のスープと山ほどの食材を買い込み、いざ登山道へ!


7合目ヒュッテに向かう林道はすでに雪に覆われて夏タイヤのマンタくんの車では
マズイんでないの?と、後ろの席から「ここで車を置いて歩いたほうが…」と
囁いたのだが、いってまえとばかりにそのまま突っ走るマンタくん。
結局駐車場手前の急坂でスリップ。みんなで車を押して駐車場まであげたが…


とりあえずノー天気な私たちは記念写真を撮ったり、雪合戦をしたり…

で、はたと我に返って、このまま登山して雪が降り続いたら夏タイヤの車で林道を下るのは
無理と判断して、やっぱり5合目まで引き返すことに。


いつもの馬も定位置で見守ってくれていた
(この馬が分かる人は当ブログの超ヘビーユーザーです)


さぁ頑張って歩こう!約3キロ


入山届けの箱が新しくなってました。


後姿のNさんはまだ25歳。若いのに山登りが好きだなんて、すばらしい!
それとも二人の悪い先輩に影響を受けたのかな(笑)


雪雲は厚くはなさそうだが…


展望台からの景色はまったく見えず、もくもくと登る。


森林限界を過ぎた頃からだんだん風が強くなってきた。


吹き溜まりではかなり雪が積もっている。na03さんはキャッキャとテンション上がりまくり!
夜勤明けとは思えない元気ぶり。


9合目あたりから外輪山~頂上がもの凄い強風!


えびの尻尾の子供?が出来ていた。

この時点ではこのぐらいしか景色は見えずに、ただ風に背を向けて全員揃うのを待って
記念撮影(トップの写真)
飛ばされそうな風にたまらず東山山頂を後にした。


樽前山神社奥宮方面とのコルに降りてみんなを待つ。

するとどうだろう!雲がみるみる風に飛ばされて青空が見えてきた。


溶岩ドームも姿を現した。

西山に向かう稜線も。

海側も見えてきた。しかし風は相変わらず強いのでそのまま下山することにした。
na03さんの「西山に行きた~い」のお言葉は聞こえたが「耳をたたんで聞こえない
ふりをした(笑)


このあたりまで来るとひと安心。

振り返るとさっきまでの天気がうそのような青空があった。しかし安定しているわけではなかった。


左を見ると風不死岳がすっかり雪化粧して冬の顔になっていた。


最後は展望台から支笏湖も見えた。
腹ペコの私たちはオリンピックの競歩の選手のごとくぐいぐいと歩き、5合目まで
あっという間に歩いた。


お待ちかねのキムチ鍋の準備!

完成!っていうか、あまりの美味しさに皆さんおかわりするまで写真を撮るのを
忘れてました。


林の中で怪しい集団がなにやら鍋を囲んで密会をしているようだ。
それにしても寒かった。箸を持つ手がかじかんで…でもウマい!!!


最後は定番のうどんを投入!しかし、超強力バーナーは鍋をもこがしてしまって…
焦げた鍋の写真撮るの忘れた…
火の玉レッド君のお母さん、ゴメンナサイ。


ひたすら食べまくるみなさん。特にマンタくんはまさにフードファイターと化し
残りの汁まで食べつくしてくれた。これで大地を汚すこともなくごみ一つ落とさないで
帰って来られました。        残ったキムチの香りも風でどこかへ吹っ飛んだ。

一時はどうなるかと思った山行きでしたが結果、まことに楽しくて美味しいものになりました。
参加した皆様、ありがとうございました。




追加の動画

東山山頂と少し晴れて来たコルの動画です。

どちらも風の音が強烈です。ボリュームにご注意!




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