一足早い冬景色

rimupapa

2006年11月14日 19:35


天気予報は午後から晴れ、午前中に車のスタッドレスタイヤを買いに行った。
タイヤの組み換えが終わって装着できるのは午後からとのこと、これは家でグータラしているのはもったいないし、冬山のためのトレーニングもしないとな~と思っていたので、この空き時間を利用して白くなった樽前山に登ることにした。

どんよりとした空は薄っすらと雪を被った樽前山と同化して灰色の空。

近くに来ると雪は少ししか残っていない。グレーの空と縞模様がモノトーンのようだ。

西山頂上に到着、やっぱり山頂は冬のようだ。
でも気温はたぶんマイナスではないだろう。風が強いのでフリースの帽子を被った。

この前のりむと登った東山も30分だったが、この西山も約30分だった、これではトレーニングにならないのでそのまま外輪山をぐるっと一周することにした。ザックにはペットボトルに入った水を4㍑入れてきた。少しでも負荷をかけたほうがいいのかな?と入れてきたが、どうせならダンベルを入れてきたほうが負荷が大きかったかな(笑)
なぜこんなことを考えるかと言うと、友達のtosi君がこの冬、かなり長距離の縦走を計画しているらしく、その計画を実行するに当たって、今の私の体力では付いていけないことは明白、そういうわけで徐々にではあるが体力アップを図ろうかなと考えたのだ。無駄な抵抗かな~(^_^;)

樽前山神社奥宮でお参りをして(お賽銭はナシ) ここは風を避けられるので昼食をとることに…
といっても、急いで来たので家から持ってきたパンを2個、のどに詰まりそうになりながら、水で流し込んだ。

相変わらず不気味に噴煙を噴き上げる火口。
  
東山山頂を通過して風不死岳方面に向かう。

いつも横目でみて通り過ぎる岩をトレーニングのために背負って帰ることにした。
重くて持てなかった…
こんなバカなことをして楽しめるのも今日は私の貸切で他に登山者は一人もいなかったからだ。

溶岩ドームを支笏湖側からみるとまるで鬼ヶ島のようだ!(角が2本)
少し青空も出てきた。

溶岩ドームを中心にぐるうっ~と1周して戻ってきた。

山は冬が始まっている。

なんと下山途中でタイヤ屋さんから、「組み換えが出来ましたよ」~と携帯に電話が入った。
すっかり自分の世界に入って、景色を見ながら下っていたがあっというまに現実に戻されたのだった。
晴れてよかったな~
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