蜘蛛の糸

rimupapa

2009年07月03日 22:53


蜘蛛が嫌いな方には最低な画像ですが…
そういう私も蜘蛛は大嫌いで、写真を撮るぐらいならいいですが、まったく触れません。

でも、蜘蛛の巣の造形美とその強さにはいつも感心して、雨の日の水滴が付いた
蜘蛛の巣は被写体としてたまに撮る。

蜘蛛の糸で思い出すのが芥川龍之介の「蜘蛛の糸」実際、小説はを読んだことはないんですが、小学校のときの
先生が話したのを憶えていて(もしかしたら教科書?)

自分だけ助かろうとしたら地獄に落ちるんだ~て思ったのを今でも憶えている。


ホンモノのクモ(蜘蛛)の糸について詳しく解説しているサイトがあります。(面白いです)

【一部抜粋】

芥川の「蜘蛛の糸」に出てくる糸は牽引糸のことだ。自分の体内から作り出された糸
で、自分の体重を支えているのだからすごい。それも、安全性を見込んでか、平行な2本
の糸が所々でくっついたものになっているという。
体から離れたとき、糸は固まらなければならない。この様子は、グラスファイバーの作り方に似て
いるかもしれない。溶融したガラスをルツボから細い穴を通して下に落ちるようにして引き出すと、
細い糸が出来あがる。ひょっとすると、クモの糸からこの製法を思いついたのかもしれない。
クモの糸は、元はタンパク質なので、牽引糸を伝って昇って行くときには、それを口から食べて再
生産している。古い糸も同様に再生産している。人間には及びもつかない技である。
リサイクルの神様と言ってもいいかもしれない。

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