氷の世界

先日の支笏湖で撮った写真。

ハートに切り取った空



2001年2月に 1978年から23年ぶりに不凍湖といわれている支笏湖が全面結氷したことがある。
そのときも、自転車で来たっけな〜
あのときは、恐る恐る岸に近いところで湖の氷に乗ってみた。すると、「ド〜ン」という腹に響く太鼓のような音が聞こえてきた、ふと顔を上げて見ると、遠くの方にまで行った命知らずの若者が、氷の上でジャンプしているではないか・・・慌てて岸に戻ったのを思い出す。今思えば一言注意するべきだったな。ただ、自分も乗ってたんじぁね。

結氷の要因　
　支笏湖が凍る要因として、地元では「冷え込み」「大雪」「無風」の三つを上げている。湖面に降り積もった大雪の層は、冷え込みで氷となる。この時、風が吹かなければ氷を壊す波がたたない。78年には75センチの降雪があった。　
　もう一つ要因がある。最大水深が360メートル余りの支笏湖では、温度の違う上部と底部で湖水が循環している。水温が下がりこの循環が止まれば、雪がなくても結氷する。今回の結氷の一番の要因といえそうだ。