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2008年03月05日

インクラの滝へ自転車で!

インクラの滝へ自転車で!
久しぶりに自転車に乗った。
天気予報は雪だったので朝寝坊して起きてみたらなんといい天気!
いいほうに裏切られて…山の準備は何もしていないし、自転車に乗ることにした。


今年の冬は自転車にまったく乗っていなくて、スパイクタイヤに交換もしていなかった。
そこで急いでタイヤ交換。20分ほどで終わらせたが、今度は携帯ポンプがどこに行ったか
見当たらない、いろんなザックやバックを探したが見つからず、もって行くのをあきらめようかと
思ったら、なんと1度探した場所から出てきた…探し物なんてそんなものだ、くっそ~出発が
どんどん遅くなっていく~

10:40 出発!

インクラの滝へ自転車で!
今回はザックも小さめ、そしてスノーシューじゃなくてワカンを背負って自転車に乗る。
相変わらず変な格好だ、でも自分にはそんなことは関係ないけど。

インクラの滝へ自転車で!
さぁここから林道、と、何じゃこりゃ~泥の海だ~face08

インクラの滝へ自転車で!
泥の海は近くの採土場までの500mほどでその跡は徐々に水分をたっぷり含んだ砂利道に
変わって3キロほど走りにくい道は続いた。

インクラの滝へ自転車で!
やっと雪道になった。雪道になってホッとするのって変な感じもするがドロドロよりは
よっぽど走りやすい。
しかし、この時期は早朝に出発するのが鉄則だ、気温が低い時間に来れば、ここまで融けてはいないだろう。
それを分かっていながら遅い時間にスタートした自分を恨んだ。
そして自転車をも恨んだ。

インクラの滝へ自転車で!
なぜならこうなってしまったからだ。フレーム形状でここにしかボトルゲージが付かないのは分かるが
これじゃ水が飲めないよ~face07
しかしスポーツドリンクを買ってきたのでこの水は最後にどうしても水が足りないときに飲むことにしよう。

インクラの滝へ自転車で!
13:08インクラの滝、駐車場に到着。
最後は雪が軟らかくて乗車出来ずに2キロほど押して歩いた。
ここからはワカンを着けて滝を目指す。

インクラの滝へ自転車で!
トレースはないな~と思っていたら途中から長靴のつぼ足のトレースが現れた。
おそらく展望台の方から下りて来たのだろう。しかし、面白いのは鹿の足跡だ、しかもやっぱり
歩きやすいところは人間と一緒なのか、時々鹿の足跡と長靴の足跡が交互に現れて面白かった。

インクラの滝へ自転車で!
13:48滝が見えてきた。
今年は雪が多い。

インクラの滝へ自転車で!
滝に見とれていて足を踏み出そうとして固まった。
なんと先行者のつぼ足の壷の中?にお亡くなりになったネズミが…
よく見るとトガリネズミだろうか?2005年にニセコで見たものに似ている気がする。踏まなくてよかった。

インクラの滝へ自転車で!
だんだん近くなってきた。
インクラの滝へ自転車で!
滝壺にはいくつかの氷の塊が出来ていた。今年の冬はシバレがきつかったのでもしかしたら厳冬期に来たら
もっと氷があったかもしれない。私の見ている前で右の氷が途中から切れて落下した。
したまで行かなくて良かった。

インクラの滝へ自転車で!
この画像で右の氷が短くなっているのが分かる。
インクラの滝へ自転車で!
冬の自然の芸術も見納めかな。
14:37 滝を後にすることにした。

インクラの滝へ自転車で!
すっかり日が傾いてしまった。
インクラの滝へ自転車で!
林道を自転車を押して歩いていると前方に1台の車がスタックしていた。
ナンバーを見ると岡山ナンバー 「雪道を甘く見るなよ~!こんな深い轍をFFの乗用車で走れるわけがないだろうが!」
以上、私の心の叫びです。
見ると完全に亀の子状態でタイヤから焦げ臭い臭いがしている。雪でスリップしてもタイヤって焦げるんだ~
さて、見かねた私はスコップで車の下の雪を30分もかけて掘り出した。このスコップ、行くときに横目で見ていたものだ
作業車が方向転換する場所に残して行った物だろう。
車に乗っていたのは20代前半の男子2名。私とそのうちの一人で車を押した。動いたと思ったら6~7mでまたスタック。
私は大事なことを言うのを忘れていた。

1、動き出したらスピードを落とさずに行ける所まで止まらずに行く。(残った人間は歩けばいい)
2、ハンドルを大きくきり過ぎない事、雪国の人なら誰でも知っているがハンドルを切るとそれが抵抗になる。

それを言って、再トライ!動いた!が、押し続けているのは私一人、おいおい、押し続けろよ~若者!!!
しかも、運転している若者は私の言うことを聞かずにスピードを緩めてハンドルを大きく切った。
その結果が上の写真だ。私は彼らに電話してレッカーを呼んだ方がいいと言ってその場をあとにした。

旅行で来ていたのかも聞かなかったが彼らもいい勉強になっただろう。

インクラの滝へ自転車で!
人助けも楽じゃない、しかも最後まで面倒見れなかったし…

インクラの滝は良かったけどね。



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この記事へのコメント
お疲れ様でした&勉強になりました。 静岡では大雪が降るよりも富士山の噴火の方が確率高いかな?

フルサスのマウンテンバイクにおけるボトルケージの場所って困りますよね。 走りながら取れる所に付けられる方が珍しいです(笑)。 ハンドルバーに取り付けるアタッチメントなんてのもあるけれど、ハンドル回りがごちゃごちゃするのってあんまりスマートじゃないし。

そうそう!本当の目的、滝です。 氷も落ちてきて少しずつ気温が上がってきている証拠ですかね?
Posted by ぴぃ at 2008年03月05日 01:02
人助け、ホントにお疲れ様でした。
でも、氷柱が落下する瞬間に下から覗き込んでなくて
良かったですね。
りむパパさんの画像はいつも迫力満点ですが、内心
ヒヤヒヤして見ている自分でした。
Posted by masayan1101 at 2008年03月05日 19:10
masayan1101さん,初めましてそしてこんばんは。
>氷柱が落下する瞬間に下から覗き込んでなくて良かったですね。
って多分りむパパさんはなんも考えてないと思う(笑)。
そういう私も何度か失敗してようやく覚えるタイプ(自爆)。
Posted by サンライズ at 2008年03月05日 20:09
「トガリネズミ」さん、ウチの周りでは「モグラネズミ」と呼ばれています。

しかし「林道に岡山ナンバーでしかもFF」
って気持ち悪いほどミラクルですね。
Posted by 405 at 2008年03月05日 21:21
:-) ぴぃ さんへ

この自転車に乗るときはキャメルバッグを背
負うか、サドルの後ろに付けていたこともあり
ましたが、まぁ仕方ないですね(諦めてる)

ここのところ日中はすっかり暖かくなって、気
温も4~5どまで上がります。春も近いです。

静岡は桜が咲いているんじゃないですか?







:-)masayan1101さんへ

いや~参りました、人助け…
助けてもらうほうより、助けるほうが一生懸命
になっているのは、悲しかったです。
幸い、携帯(au)の電波は届く場所だったので
良かったですが、あの地点まで入ってきたこ
と自体が信じられません。彼らも暗くなった
林道で助けの車が来るまで心細い思いをし
たことでしょう。北海道のいい思い出になる
のでしょうかね。

昨日は気温も上がって氷が融けていたので
真下には行きませんでした。
真下に行くのは厳冬期だけですよ!^_^;







:-)サンライズ さんへ

>多分りむパパさんはなんも考えてないと
思う(笑)。

考えてますよ!!(ーー゛)失礼な!!
まだ死にたくいないですからね~(~_~;)
いつもはスケベなことと飲むことしか考えて
ないですけどね(笑)
Posted by りむパパ at 2008年03月05日 22:20
:-) 405さんへ

このネズミ、初めは私もてっきりモグラだと思
ったんですが、ネズミなんですね、モグラネ
ズミは、ぴったりの名前ですよね。
それと、お亡くなりになった理由が知りたい
んですが、知る術がないです。

二人の若者にはびっくりでした。
トラックの轍を2キロちかくも無理やり入って
くるなんて無謀というか無知というか、あきれ
ました。多分、国道にある「インクラの滝、滝
100選」の看板に誘われて来たんでしょうね。

携帯が通じる場所でよかったです。まぁ車を
捨てて、歩いても国道まで5キロぐらいでした
けどね。
Posted by りむパパ at 2008年03月05日 22:35
こんばんわ。
今の若い人、しかも岡山の人に雪道5km、歩けるかなぁ?

とは言うものの、ウチも実は似たようなことやってました。
結婚当初、同じことを大沼の方で。
ヨメのFFの車でヨメが運転している最中、写真を撮るために道端に止めさせようとしたら、ヨメは何を思ったか除雪されていないわき道にずずずずず~っと入っていってにっちもさっちも行かず。
付近にいた現地の方3人くらいに助けてもらいました。
恥ずかしかったなぁ。
ヨメの習志野ナンバーのおかげで旅行者のフリで押し通しましたが。
Posted by t太郎 at 2008年03月05日 22:45
お疲れ様でした♪
ボクはスパイク買いそびれてしまってて、そのままですが(笑)。

インクラは地形的に氷柱形成されませんよね~。
昨年も同様、MTBでインクラ行かれてますよね♪

ん~~~~、ボクは樽前7合目までMTBで行って、そこからツボ足で登るのを来月辺りにやってみようかな・・・・。
MTBシーズンが来ると、楽しくなって来ますね♪
今年も、どこかで何かしましょ~!
Posted by 火の玉レッド at 2008年03月05日 23:50
:-) t太郎さんへ

歩けるでしょう^_^;5㌔ぐらいなら~
って、 t太郎さんもこんなことを経験済みで
すか。そうでしたか、最後まで旅行者のふり
をしたのは正解ですね(笑)
それでお隣の雪掻きをお手伝いする優しさが
あるんですね。人間どこかで恩返ししておけ
ば救われるってもんですね。









:-)火の玉レッドさんへ

この時期、遅い時間のスタートだとスパイクタイヤはいりませんよ!歩道に残った氷さえ
気をつければ
山の雪はグズグズで走れたものじゃないで
す。
樽前山も「押し」の覚悟がいりますよ~(^^)


今年は例のリベンジ、行きますか~!
Posted by りむパパ at 2008年03月06日 22:37
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