2007年10月17日
雌阿寒岳(1499m)自転車登山!
久しぶりの2連休、1日目の予定は雌阿寒岳登山。
真っ暗な夜道をさらに暗い山に向かって先へ先へと車を走らせていた。
股に挟んだ2ℓのペットボトルのお茶のキャップを右手で開けて、左手で巨大なボトルをラッパ飲みする無精ヒゲのオヤジがいた…
これから続く長い道のりのため、飲み物を買うのに停まりたくなかったのだ。
仕事が終わってから行ける所までいって車中泊の予定で夜のロングドライブを楽しんで?いた。
夜中の冷え込みで日勝峠は雪も心配されたので、遠回りになるが標高の低い天馬街道を阿寒湖に向けて走っていた。
夜の峠はエゾ鹿の飛び出しが一番怖い。この夜もエゾ鹿4回、キタキツネ1回に遭遇して、1度は急ブレーキで回避した。
何とかシカとの激突も免れて、阿寒湖まであと70キロほどのところでタイムリミット、というか力尽きて車に中で寝袋に入った。この夜はなまら寒かったが、面倒がってマットをひかないで寝たので背中から冷気が深々と伝わってきて背中がしゃっこかった。
4時間ほど睡眠をとって、また走り出した。
足寄から阿寒湖に向かう国道241 雌阿寒岳(左)と阿寒富士がシルエットで見えた。
草に降りた霜が寒さを感じさせる。
朝、6:40 登山開始。
しばらく林道を走ると登山口が左に見えてくる。あと5.5キロがはじめの看板だ。
このようなわりとなだらかな登山道が1,5キロほど続く。これなら帰りは自転車に乗って
下ることが可能だ。
その後、急な登りを担ぎで登り、尾根に出て振り返ると雄阿寒だけの頭がちょこんと見えた。
今度は前方に剣ヶ峰(1328m)がそそり立つのが見えた。(左上の写真は今来た道を振り返った画像)
上の2枚は方向から言って海だろうか?根室方向だと思うのだが…分かる人、教えてください。
下の2枚は阿寒湖。
あと2キロ、剣ヶ峰の横を抜けて頂上につながる尾根に出る。
この先は草木がまったくない砂れきの斜面だ。
味気ないといったら、そうかもしれないが、これはこれで眺めもいいし、美しい。
頂上に続く尾根の右斜面は浅い火口になっていて、もの凄い風に混じって火山ガスが
喉に刺さるような刺激があった。この火口では昔、硫黄の採掘が盛んだったらしい。
それにしても、体感温度は-10度って感じだった。早くここを抜けたかった。
(景色は最高なんだけど…)
この先の最後の急斜面は道がはっきりしていない、石にペンキで標がついているが、ガスのときは要注意だ、登りは真っ直ぐに登っても頂上に続く尾根に出るが、下りは気をつけないと中マチネシリ火口のほうに間違って下りてしまう可能性がある。
頂上手前の分岐点で振り返ったところ。
阿寒富士と青沼、神秘的な色だ。
頂上からのパノラマ画像です画像をクリックすると大きな画像が見られます。
反対側(オンネトー側)
頂上では東京から阿寒湖温泉に半年間働きに来ていて、帰る前に雌阿寒岳に登ったという女性とお互いに写真を撮り合った、まだ話がしたそうだったが、私は腹が減ってそれどころではなかったので、話は、うわの空でお湯を沸かすのに集中していた(笑)悪かったかな~(たぶん自転車を持っていったのでそのことを聞きたかったんだな~)
登頂は 9:10 2時間30分 ガイドブックには2時間40分とあるので自転車を担いで登ったわりには普通の時間だ。
360度のパノラマを十分に楽しんで下山開始!
このへんはトラバースなので自転車に乗れた。
ここは相変わらず風が強い~
そもそもここを自転車をもって登ろうと考えたのはお店のお客さんに「ここに自転車で来た人は7割がた乗って下りられる」と聞いたからだ。
結論は5割だ(笑)
それでも下りは1時間弱だったので歩くよりは早いが…
とくに自転車を持っていく意味はないのだが、ここが私のこだわりだ、別にいいのだ乗れなくたって、
「頂上まで自転車を持っていったこと」がすべてだ。 人から見たら変わり者、いや自分でも気づいてます
下山後、雄阿寒岳登山口にも行ってみた。
続きは明日…
股に挟んだ2ℓのペットボトルのお茶のキャップを右手で開けて、左手で巨大なボトルをラッパ飲みする無精ヒゲのオヤジがいた…
これから続く長い道のりのため、飲み物を買うのに停まりたくなかったのだ。
仕事が終わってから行ける所までいって車中泊の予定で夜のロングドライブを楽しんで?いた。
夜中の冷え込みで日勝峠は雪も心配されたので、遠回りになるが標高の低い天馬街道を阿寒湖に向けて走っていた。
夜の峠はエゾ鹿の飛び出しが一番怖い。この夜もエゾ鹿4回、キタキツネ1回に遭遇して、1度は急ブレーキで回避した。
何とかシカとの激突も免れて、阿寒湖まであと70キロほどのところでタイムリミット、というか力尽きて車に中で寝袋に入った。この夜はなまら寒かったが、面倒がってマットをひかないで寝たので背中から冷気が深々と伝わってきて背中がしゃっこかった。
4時間ほど睡眠をとって、また走り出した。
足寄から阿寒湖に向かう国道241 雌阿寒岳(左)と阿寒富士がシルエットで見えた。
草に降りた霜が寒さを感じさせる。
朝、6:40 登山開始。
しばらく林道を走ると登山口が左に見えてくる。あと5.5キロがはじめの看板だ。
このようなわりとなだらかな登山道が1,5キロほど続く。これなら帰りは自転車に乗って
下ることが可能だ。
その後、急な登りを担ぎで登り、尾根に出て振り返ると雄阿寒だけの頭がちょこんと見えた。
今度は前方に剣ヶ峰(1328m)がそそり立つのが見えた。(左上の写真は今来た道を振り返った画像)
上の2枚は方向から言って海だろうか?根室方向だと思うのだが…分かる人、教えてください。
下の2枚は阿寒湖。
あと2キロ、剣ヶ峰の横を抜けて頂上につながる尾根に出る。
この先は草木がまったくない砂れきの斜面だ。
味気ないといったら、そうかもしれないが、これはこれで眺めもいいし、美しい。
頂上に続く尾根の右斜面は浅い火口になっていて、もの凄い風に混じって火山ガスが
喉に刺さるような刺激があった。この火口では昔、硫黄の採掘が盛んだったらしい。
それにしても、体感温度は-10度って感じだった。早くここを抜けたかった。
(景色は最高なんだけど…)
この先の最後の急斜面は道がはっきりしていない、石にペンキで標がついているが、ガスのときは要注意だ、登りは真っ直ぐに登っても頂上に続く尾根に出るが、下りは気をつけないと中マチネシリ火口のほうに間違って下りてしまう可能性がある。
頂上手前の分岐点で振り返ったところ。
阿寒富士と青沼、神秘的な色だ。
頂上からのパノラマ画像です画像をクリックすると大きな画像が見られます。
反対側(オンネトー側)
頂上では東京から阿寒湖温泉に半年間働きに来ていて、帰る前に雌阿寒岳に登ったという女性とお互いに写真を撮り合った、まだ話がしたそうだったが、私は腹が減ってそれどころではなかったので、話は、うわの空でお湯を沸かすのに集中していた(笑)悪かったかな~(たぶん自転車を持っていったのでそのことを聞きたかったんだな~)
登頂は 9:10 2時間30分 ガイドブックには2時間40分とあるので自転車を担いで登ったわりには普通の時間だ。
360度のパノラマを十分に楽しんで下山開始!
このへんはトラバースなので自転車に乗れた。
ここは相変わらず風が強い~
そもそもここを自転車をもって登ろうと考えたのはお店のお客さんに「ここに自転車で来た人は7割がた乗って下りられる」と聞いたからだ。
結論は5割だ(笑)
それでも下りは1時間弱だったので歩くよりは早いが…
とくに自転車を持っていく意味はないのだが、ここが私のこだわりだ、別にいいのだ乗れなくたって、
「頂上まで自転車を持っていったこと」がすべてだ。 人から見たら変わり者、いや自分でも気づいてます
下山後、雄阿寒岳登山口にも行ってみた。
続きは明日…
Posted by rimupapa at 23:42│Comments(8)
│自転車/山登り
この記事へのコメント
えっ、雄阿寒も攻めてたんですか?
知らなかった~。
知らなかった~。
Posted by masayan at 2007年10月18日 00:02
:-)masayanさん
昨日はお疲れ様でした!
そしてありがとうございました。
お陰ですばらしい休日を思う存分楽しむこと
が出来ました。
え? 登ったとは言ってませんよ(笑)…
昨日はお疲れ様でした!
そしてありがとうございました。
お陰ですばらしい休日を思う存分楽しむこと
が出来ました。
え? 登ったとは言ってませんよ(笑)…
Posted by りむパパ at 2007年10月18日 00:08
ひえ~~~~~っ!
ホントに登ってらっしゃる(^_^;)
あ、ロングドライブと自転車持っての登山お疲れさまでした。
私が阿寒湖畔に行った前日にいらしてたんですねえ。
masayanさんからお聞きしてビックリしましたよ。
オンネトーから雌阿寒をず~っと眺めながら
「山登り好きな人はこんなすごいところ登るんだなぁ」
って思ってたんですから。
やっぱり下から見るのとはスケールが大違い!
何時間もかけて登頂した人だけが味わえる醍醐味なのでしょうね。
あ、そうそう。
私も雄阿寒の登山口で紅葉を見ようと思ってたんですが
釧路から向かうと右手側にあり、しかも道路工事の陰に隠れてたようで
すっかり登山口を見落としてしまいました(T_T)
ホントに登ってらっしゃる(^_^;)
あ、ロングドライブと自転車持っての登山お疲れさまでした。
私が阿寒湖畔に行った前日にいらしてたんですねえ。
masayanさんからお聞きしてビックリしましたよ。
オンネトーから雌阿寒をず~っと眺めながら
「山登り好きな人はこんなすごいところ登るんだなぁ」
って思ってたんですから。
やっぱり下から見るのとはスケールが大違い!
何時間もかけて登頂した人だけが味わえる醍醐味なのでしょうね。
あ、そうそう。
私も雄阿寒の登山口で紅葉を見ようと思ってたんですが
釧路から向かうと右手側にあり、しかも道路工事の陰に隠れてたようで
すっかり登山口を見落としてしまいました(T_T)
Posted by Hide at 2007年10月18日 19:33
あーーー!
楽しんでるーーーーー!
良いなーーー!
来月は思いっきり遊ぶので、機会が合えば付き合って下さいネ!
楽しんでるーーーーー!
良いなーーー!
来月は思いっきり遊ぶので、機会が合えば付き合って下さいネ!
Posted by 火の玉レッド at 2007年10月18日 21:56
カーーーーッ!たまらない!
ワクワクさせられました!
ダイナミックな景色と ダイナミックな登山。
自転車かついで 2時間半・・・凄い・・
私も日々鍛えて 楽しむぞ~
ワクワクさせられました!
ダイナミックな景色と ダイナミックな登山。
自転車かついで 2時間半・・・凄い・・
私も日々鍛えて 楽しむぞ~
Posted by チャーリー at 2007年10月18日 22:37
:-) Hideさん
あれ~オンネトーにも行ってたんですね!
私はなるべく人に会いたくない(笑)ので山で
す(^_^;)
masayanさんとのミニオフ会では話しに花が
咲いたようですね!
今度は私ともミニオフ会に混ぜてくださいね。
(:-)火の玉レッドさん
今回は一人でしたがここはご一緒したかった
な~
絶対気に入りますよ!このコース。変化があ
って面白かったです。
来月には休みが合えばいいですね!
:-) チャーリーさん
雌阿寒岳はいい山ですよ~
もちろん自転車なんてもって行くことはない
ですけどね(笑)
今度旦那様と行ってみて下さい。
気に入ると思います。
あれ~オンネトーにも行ってたんですね!
私はなるべく人に会いたくない(笑)ので山で
す(^_^;)
masayanさんとのミニオフ会では話しに花が
咲いたようですね!
今度は私ともミニオフ会に混ぜてくださいね。
(:-)火の玉レッドさん
今回は一人でしたがここはご一緒したかった
な~
絶対気に入りますよ!このコース。変化があ
って面白かったです。
来月には休みが合えばいいですね!
:-) チャーリーさん
雌阿寒岳はいい山ですよ~
もちろん自転車なんてもって行くことはない
ですけどね(笑)
今度旦那様と行ってみて下さい。
気に入ると思います。
Posted by りむパパ at 2007年10月18日 23:29
えっ???? 雌阿寒って自転車で登れちゃう山なんですか????
・・・いや きっとりむパパさんがすごすぎるんでしょうね。
先日 阿寒に住む知人もやっぱり雌阿寒に登ったらしく 登りに来いと言われました。
・・登りにいけても もう来年のことですね。
・・・いや きっとりむパパさんがすごすぎるんでしょうね。
先日 阿寒に住む知人もやっぱり雌阿寒に登ったらしく 登りに来いと言われました。
・・登りにいけても もう来年のことですね。
Posted by ごんちゃん at 2007年10月19日 14:23
:-) ごんちゃん さん
阿寒にお知り合いがいらっしゃるんですか、
それでは余計にここ、登るのお勧めです!
今回は阿寒湖側からのコースでしたが、オ
ンネトーコースもいいですよ!登りながら振
り返るとオンネトーが見えます!
野中温泉コースも下りたらすぐに温泉に入
れていいですよね。
来年、ぜひ!
阿寒にお知り合いがいらっしゃるんですか、
それでは余計にここ、登るのお勧めです!
今回は阿寒湖側からのコースでしたが、オ
ンネトーコースもいいですよ!登りながら振
り返るとオンネトーが見えます!
野中温泉コースも下りたらすぐに温泉に入
れていいですよね。
来年、ぜひ!
Posted by りむパパ at 2007年10月19日 22:25
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