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2007年07月04日

芦別岳(1727m)新道コース

芦別岳(1727m)新道コース

芦別岳は富良野、美瑛に行く途中によく目立つ山で、
登山をはじめる前はこの山に登ることは想像もしてい
なかった山だ。

普通の登山コースは新道コースと沢から北尾根の稜線
をたどる長い旧道コースがある。
今回は尾根通しの新道コースで登った。

「芦別岳」は富良野市にあるが、山の名前は「芦別」で不思議に
思ったが、空知川の支流芦別川の水源にある事からこの名前になったそうだ。
アイヌ語でアシ・ペッは「かん木の・川」を意味するそうだ。


芦別岳(1727m)新道コース

22:00 先に山部自然公園太陽の里キャンプ場に到着していた
火の玉レッドさんと合流、とりあえず明日の登山の成功を祈って「カンパ~イ」 

ガをおかずに小一時間話してから静かに解散。5時起床を約束して、
火の玉レッドさんはテントへ、私は車で寝ることにした。

芦別岳(1727m)新道コース

朝、私の吐く息で曇った車のリヤガラスに朝日が赤く眩しかった。
何度も目が覚めて、寝た気がしなかったが、気分はそう悪くはなく、
心配していた空は青かった。

さて、昨晩、話し合った結果、新道コースで登って、天候と時間と
疲労度を判断して、下りに旧道コースを辿る事にしたので、車を1台
旧道コースの登山口に廻して置いて、いざ新道コースから登ることに!

芦別岳(1727m)新道コース

先に用意をし終わった火の玉レッドさんに入山届けをお願いして登りはじめた。
いきなり急な登りではじまった登山道は鶯谷で一旦ゆるくなる。
この先、展望が全然なく私が先頭で歩幅を狭くしてただ黙々と登る。

芦別岳(1727m)新道コース
途中見晴台と呼ばれる場所からは富良野盆地を眼下にして、
十勝連邦が幻想的な靄の上に浮かんで見えた。

芦別岳(1727m)新道コース
この山は何合目と言う表示はない。
このあと鶯谷という覚太郎コースからの合流点をすぎると尾根が細くなってくる。

芦別岳(1727m)新道コース
しばらくすると先が二つになっている岩が見えた、あれが夫婦岩か。
さっきより確実に高度を上げているのが分かる。
火の玉レッドさんも、もちろん撮る。
1397mの半面山で小休止、ココは平らでキャンプでも出来そうだ。
本来ならばここから芦別岳の姿が見えるはずだが、このときは山頂は
雲がかかって真っ白だった。

芦別岳(1727m)新道コース
半面山から一旦下り、雲峰山を見上げて小さな沼が熊の沼だ。
この時期に水芭蕉が見られるのは標高が1300m以上だからだ。

芦別岳(1727m)新道コース
雲峰山に登る南斜面にはシラネアオイがたくさん咲いていた。
ココからも山頂が雲に隠れて見えなかった。

芦別岳(1727m)新道コース
この場所からは地獄谷を挟んでキレッドを含む北尾根が見渡せるはず。

芦別岳(1727m)新道コース
写真を撮りながら粘っていると…
晴れてきたicon01
芦別岳(1727m)新道コース
頂上の人間もはっきり見えてきた!
これはもしかしたら、いいかも?

芦別岳(1727m)新道コース
雪渓は6月に友達のくったらくんが登ったときに比べると、
小さくなっていて、ほとんど雪の上は歩かずに済んだ。
最後の岩登りは簡単だが気持ちが高鳴る!これで山頂に立てるぞ~

芦別岳(1727m)新道コース
約4時間ほどで登頂、ごく平均的なタイムだ。まぁ時間なんてどうでも
いいのだが、先に頂上に居た年配の三人が聞いてきたのだ、やっぱり
タイムって気になるんだろうか?

富良野盆地を挟んで十勝連山がかろうじて見えるが大雪山連邦は残念。
(これは頂上に1時間ほど居て最後に撮った写真)
芦別岳(1727m)新道コース
私がのんびりとご飯を食べていると、火の玉レッドさんがスルスルと
目の前の岩峰に登っているではないか!好奇心旺盛なヤツだ!
 まるで孫悟空誕生だ(笑) でも妙に画になるのだった。

先客の3人もしばらくいたが、最後は私達二人だけの貸切になった。
この日は山頂でもまったく寒くなく、汗で濡れていたTシャツも下山
する頃には乾いていた。

なんだかここに居るだけですっかり満足してしまい、二人とも旧道
コースの稜線を見ながら「長い尾根だね~ アップダウンが凄いね~」
と他人事のよう(笑)
旧道はまたこの次に取っておいてまた来ようね!と意見が一致した。

かなりの時間休憩したのですっかり元気になって下山開始!

芦別岳(1727m)新道コース
帰り道は天気が良すぎて暑い暑いicon10
熊の沼にも青空と白い雲が映っていた。

走るように下山して、凄いペース。気がつけば登るときの
半分強の時間で登山口まで下りた来た。

芝生に寝転んで見た空はきっと忘れない青空だろう。
隣にはやっぱり寝転んだ彼が居た。

ソフトクリーム→コーラ→温泉→帰宅→ツブ&ビール→就寝→朝→筋肉痛face08

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Posted by rimupapa at 22:55│Comments(4)山登り
この記事へのコメント
ども、昨日はお疲れ様でした!
楽しかったですね~!

自分んとこのブログでも感じましたが、「新道」の場合、やっぱり見応えのある対象物が少ないんでしょうね~。
次回は、「旧道」ですね(笑)♪

>ソフトクリーム→コーラ→温泉→帰宅→ツブ&ビール→就寝→朝→筋肉痛

(笑)!
ボクは帰宅後、テントやらを片付けました。
いつもは、すぐには片付けないんですけどね~(笑)!
筋肉痛、ボクもなりましたよ!
足より腕ですけど(笑)!!
お借りした魔法のストックで筋肉痛になちゃったのかも~(爆)。
Posted by 火の玉レッド at 2007年07月04日 23:18
ストックはやっぱりダブルの方が腕にかかる負担が少ないですよね。

次は旧道で行きましょう!
まだまだ行きたい山は、文字通り山ほどあるけどね!
Posted by りむパパ at 2007年07月04日 23:28
ここのキャンプ場 山を眺めるのが好きで
何度か利用しました。
山が高いから キャンプ場の日暮れも早かった。
あの山に登ったんですね~
眺めているだったけど 写真見て、断然、登山したくなりましたよ。 
Posted by チャーリー at 2007年07月05日 21:11
:-)チャーリー さん

ココのキャンプ場、きれいだし広いし無料だ
し、混んでなかったし最高でした。(車中泊で
したが)

登り応え十分ですよ!トレーニングして、行
ってみてください。
Posted by りむパパ at 2007年07月05日 22:10
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