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2006年10月12日

洞爺湖日帰りサイクリング  つづき

洞爺湖日帰りサイクリング  つづき
懲りずにこの画像からつづきははじまるのです。
この場所から洞爺湖のサイロ展望台まではもうすぐだ。
洞爺湖日帰りサイクリング  つづき
13:50やっと目的地の展望台に到着!
数年ぶりに来たこの場所は天気がいいこともあって、とても気持ちがいい!ただ、そこは山の頂上とは違って、人・人・人…観光バスが次々と入ってきて、どやどやと人の波が押し寄せる。別に人嫌いってわけじゃないが、どうしても人が少ない端っこの人けがないベンチに座って、景色を見ながら、おにぎり、パン、バナナを食べた。

観光のヘリが頭上を飛び去った…

30分後、ベンチで振り返るとヒグマの剥製がこっちに背中を向けて立ち上がっていた。
洞爺湖日帰りサイクリング  つづき
こんなのに山の中で出くわしたら気絶するかも?とりあえず謝っても許してくれないだろうな~

熊さんたちにお別れして帰路につく事にした。
帰りは洞爺湖畔に下りて湖を半周して壮瞥から北湯沢~大滝~白老~苫小牧の道順で帰る。

洞爺湖日帰りサイクリング  つづき
湖畔への下り坂はすばらしい景色を見ながらのダウンヒル、真っ直ぐに湖に飛んでいきそうな衝動にかられる、それはそれは気持ちのいい道だった。

洞爺湖日帰りサイクリング  つづき
先日の強風ですっかり落ちてしまった栗たち。 
このほかにものすごい数のドングリが遊歩道に落ちて、自転車で走るとバリバリと潰れる音がするほどだった。

このドングリ、あまりの数の多さに思わずビニール袋にたくさん持って帰ってきた。北大研究林のエゾリス君たちにでも持っていってあげようかな?餌付けは良くないか…

洞爺湖日帰りサイクリング  つづき
栗を持つ裸婦?(笑)  誰が乗っけたのか、芸術をバカにするな!と、言いたいところだけど…
こんなのが大好きなのだ。ははは。
洞爺湖日帰りサイクリング  つづき
どんどん太陽が低くなってゆく。

洞爺湖日帰りサイクリング  つづき
後ろから夕陽に照らされながら走るが深まりつつある秋の夕暮れはなんだか物悲しい。
風も冷たいし。

洞爺湖日帰りサイクリング  つづき
北湯沢の手前でとうとう日が暮れた。
ココからはライトオン!

洞爺湖日帰りサイクリング  つづき
夜の白老大滝線は極端に交通量が少ない、今まで夜の静狩峠、夜の天馬街道、夜の日本一長い直線道路を走ったが、ココも負けず劣らずおっかない^^;

洞爺湖日帰りサイクリング  つづき
今回のサイクリングの高低差と距離のグラフ。

GPSのデータ

トータルタイム            12時間57分
移動時間               10時間32分
ストップタイム(静止時間)     02時間25分
全走行距離              189km
最高速度                62.1km
平均速度                17.9km

高低差があるコースを走ると同じ距離でもずいぶん体に溜まる疲労が違うのだが、秋は気温が高くないので、まだ走りやすい。 
何より自転車は自分の目でゆっくりとじっくりと、周りが見られるので、景色と匂いと温度を鮮明に記憶できるのがいいのだ。

最後にちょっといい話
苫小牧に入って真っ暗な国道で止まって自宅に帰るコールをしていると、スーッと1台の車が止まって窓が開いた。?????とそちらを見ると、中から50歳代くらいの男性が「泊まるところはあるのか~?」と聞いてくれたのだ。

私 「苫小牧の住人なのでもうすぐで家なんです!」

男性「そうか~腹減ってないか~?」

すぐ脇を猛スピードで走り抜けるトラックに二人の声はかき消されそうになって、自然と大声になる。

私「ありがとうございま~す。大丈夫で~す」(本当はペコペコだった…)

男性「私も長野県から来てるのでほっとけなかったんだよ~」

私「ほんとうにありがとうございます!!! 声をかけていただいただけでうれしかったです!」

男性「そうか~じゃ、暗いから気をつけてな~!!!」

最後まで二人は大声だった。

そして私はまた真っ暗な道を走り始めた。真っ暗な道を…


心にはホワッと暖かい光が燈った。


おしまい

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Posted by rimupapa at 23:33│Comments(10)自転車
この記事へのコメント
180km!
健脚をとおり越して剛脚、豪脚ですね!
とてもじゃないけど茂作にはマネできません!
Posted by 茂作 at 2006年10月13日 08:04
りむパパさんが撮るとオブジェも絵になりますねぇ~(^-^)
乗せたのは残念ながら私ではないのですが・・(笑)
私だったらクモの巣をとっちゃう方もぉ♪

ちょっといい話♪温かい声をかけてくれるのって嬉しいですね。
私もりむパパさんのブログを読むようになってからは、
坂道を一所懸命に上る自転車を見ると「ガンバレ!」と車の中から応援してしまいます。←相手には聞こえてないんですけどねぇ・・(^^;
Posted by 茶月@REDRABBIT at 2006年10月13日 08:37
いや~気持ちよさそうですね~。
私も一度でいいから北海道を自転車で走ってみたかった!(できれば20代のころに)というのが、初めての北海道旅行の偽らざる気持ちです。
風景写真もステキですが、カタツムリと自転車、心惹かれます。りむパパさんの写真って、なんか俳句的だと思いません?
  ○○路をともに走らんカタツムリ....なんちゃって
シツレイしましたッ!
Posted by あばかん at 2006年10月13日 14:45
 先日は書き込みありがとうございます。
相変わらず激走していますね!うらやましい限りです。そして恐れ入ります。
今回の行程をロード仕様といえどもMTBで走りきるとはびっくりしています。
 最後のお話し、ちょっとしんみりしますね・・・自分も学生時代のツーリングでは良く声を掛けられましたが「おにぎり食べる~とか」 流石におじさんになってからは皆無です。やはり走りに人柄が出るんでしょうね・・・
 私も明日体調がよければ白老大滝とオロフレを走る予定です。帰りは登別から電車ですが。 もし行ければ25年ぶりの輪行になります。
 
Posted by ほんま at 2006年10月13日 20:15
栗をいだく裸婦…。私もこゆの大好きです(^-^)v 自分で乗せたりはしませんけど^^;
声かけてくれるって嬉しいですよね。私も昔原付(ゴリラ(爆))で道内を回っているときには、いろんな人に声をかけてもらったような記憶があります。
今は私が声をかける側になったんだな、って気づきました(^^ゞ
Posted by Yulico at 2006年10月13日 21:46
:-)茂作さん
いえいえ、長距離は慣れですよ!毎日20キロ以上走っている茂作さんなら、絶対に走りきれると思いますよ!ただ、ここまで頑張っても誰も褒めてはくれませんけどね^^;



:-)茶月@REDRABBITさん
あの栗、REDRABBITさんじゃなかったのか~(笑)
くもの巣は取るか迷ったんですが、何も手を加えないのがいいかな?と思って、そのままにしました。

私も坂道で自転車に会うとバイクのときは思いっきり手を振って応援しますし、車のときは心の中で「ガンバレ~」といいますね(^^)
自転車で走っていると車からでも声をかけてもらえるときがあるんですが、とてもうれしいものですよ。



:-)あばかんさん
その後、水彩画はどうですか?北海道の絵の仕上げが出来たんではないですか。
今からでもどうですか?「北海道ぶらりツーリング」なんて!
たぶん私は80歳になっても自転車に乗っているんじゃないかな~

カタツムリは遅いので撮りやすいんですよね(笑)
私の写真って俳句的ですか? 素敵な俳句をありがとうございます。
【秋草路 ともに走らんカタツムリ】 いただきました。 




:-)ほんまさん
相変わらずこのブログのタイトル通り無理してます(笑)

ほんまさんも若い頃から自転車に乗ってこられたんですね、旅先で見知らぬ人にやさしい声をかけてもらうと、本当にうれしいものですよね。

今回はハードなコースですね!峠の梯子じゃないですか~事故に気をつけて頑張ってくださいね!
25年ぶりの輪行ですか、それは懐かしいでしょう、輪行はいいですよね、私は特に帰りはビールを飲みながら写真のチェックや車窓からの景色が見られるし、自転車と列車の二つの旅が楽しめて大好きです。
Posted by りむパパ at 2006年10月13日 21:50
:-)Yulico さん
こんなユーモアは許してしまいますよね!罪がないですもんね(^^)
  
ゴリラでツーリングしていたんですか、それはスピード的には自転車に近  ですね。女性にはみんな特に優しくしてくれたんじゃないですか~

>今は私が声をかける側になったんだな、って気づきました(^^ゞ

いや~その通り!私の歳なら若者に声をかる側なんですよね、
目から鱗が…ポロポロポロ・・・です。
Posted by りむパパ at 2006年10月13日 22:01
すっげー、すっげー!
GPSデータ!
高低差出てておもろいっすね。

アップダウンのある距離を189km.ですか・・・、凄い!
MTBで、あの最高速は怖くないですか?
ハッキリ言って、どこまでブレーキをかけずに乗ってられるかって感じの域ですよね?
僕は40km/hオーバーで興奮と同時に怖さも感じちゃいます・・・。
それにしても、トンネルをチャリでって怖いですよね・・・。

チャリと洞爺湖の写真も良いし!
ポイントは、ボトルケージの「午●の紅茶:ミ●クティー」ですね(笑)!
Posted by 火の玉レッド at 2006年10月15日 00:38
お疲れ様でした~。
洞爺湖は遠いのでなかなか行く機会がないです。
夜の天馬街道は車でも結構怖い気がしますね。
ちなみに栗を持つ裸婦のセンスは私も割と好きです(笑)
Posted by hide at 2006年10月15日 02:28
:-)火の玉レッド さん
GPS,はじめのうちだけかもしれませんが、面白いですよね。
ただ、冬山ではあると助かると思うんですよね。
スピードはバイクに乗っているせいか、生身でスピードを出すのに恐怖感はないんですよね、ただ、自転車はバイクほどブレーキが利かないのが難点ですけどね。



:-) hideさん
ありがとうございます。
釧路からだと遠いですよね。かといって函館みたいに飛行機で来るほどでもないしね。
夜の山道は慣れても怖いです~^^;
Posted by りむパパ at 2006年10月15日 20:58
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