さぽろぐ

アウトドアー  |その他北海道

ログインヘルプ


2006年06月14日

羊蹄山(1898m)ご来光〜下山   

P1010019.jpg

外がまだ暗くならないうちに寝袋に入った私たちは、さすがにすぐには寝付けずにいたが、サッカーワールドカップ、日本代表が試合をはじめる前には夢の中だった。
ダウンだが薄めの寝袋では少し寒く熟睡は出来ずに朝?いや夜中の2時15分にセットしたタイマーが鳴った。
IMGP0868.jpg
山小屋を出て気温を見ると6度、意外に暖かい、小屋の横の雪渓を登って外輪山の尾根に取り付くまで20分ぐらいか?薄明るくなった東の空をバックに先行しているtosi君のシルエットが幻想的に揺れる。
tuki640x.jpg
父釜と母釜の間に向かって下りてゆくと噴火口の真ん中を通って外輪山の反対側に行き着く。火口の中で後ろを振り返るとまん丸な月が背中を照らしていた。
tyoujyou640x.jpg
3時50分には頂上に着いたが雲があってとっくにお日様が顔を出してもいい頃なのに出ていない。食事の用意をしながら日の出を待つことにした。
IMGP0890.jpg
雲の向こうから太陽が昇ってきた。最高の気分!
IMGP0896.jpg

IMGP0900.jpg
雲海の中に頭を出しているのは隣にある尻別岳か。
IMGP0901.jpg
下界は雲の下、私たちは今随分と高い場所に居るんだという実感がこの雲海を見て沸々と湧いてきた。
それだけ羊蹄山は大変ではあるが達成感は格別だ。
IMGP0898.jpg
朝ごはんは五目御飯、お腹も一杯になったし、空は青いし、さぁ、後は山を下りて温泉だ!
IMGP0904.jpg
朝露に光っていた。

IMGP0921.jpg
7合目あたりから見えたニセコアンヌプリ。
この後、私は雪渓でちょっとした(おバカな)遊び心を発揮してしまって、靴で滑ってみたのだすぐにストックで止まれるかなと思ったが、そのまま転んでお尻で20メートルほど滑り落ちてしまった。いわいる滑落ってやつだ・・・^_^;意外にそのときは冷静で持っていたストックで方向を変えて横の木に突っ込んで止まったが、これがもし、もっと横幅が広かったら少しぐらい方向を変えても止まらずにもっと下まで落ちていただろう。アイゼンを持っているにもかかわらず、こんなっ失敗をした自分が情けない。よく反省をして今後の教訓にしたいものだ。
IMGP0896.JPG
これが証拠写真。先回りしてtosi君が撮った、私が必死に藪を越えて登山道に戻っている様子・・・情けない。


IMGP0923.jpg
樹齢何年だろう?大木が倒れていた。
IMGP0924.jpg
やっと駐車場に戻ってきて、笑ったのが途中ですれ違って少しだけ会話した、静岡からの元気な中年男性の車だ(笑)これはいいアイディア?かも・・・効果があるかは分からないがなんだか好きだな〜こういうの。
登山のお話はここまで。
絶景の景色は望めなかったがひどい雨にも当たらなかったし、沢山の花も見られたし、ご来光も見られたし、まずまずの登山だった。おバカな事件意外は・・・

この後は温泉に!つづく

あなたにおススメの記事

←サイドバーからココに移しました。
同じカテゴリー(山登り)の記事画像
二転三転
徳舜瞥山&ホロホロ山再び
徳舜瞥山(1309m)
風不死岳北尾根コース快晴
樽前山遭難騒ぎ
風不死岳(1102.5m)初冬
同じカテゴリー(山登り)の記事
 二転三転 (2009-10-13 22:42)
 徳舜瞥山&ホロホロ山再び (2009-07-14 23:42)
 徳舜瞥山(1309m) (2009-06-16 22:11)
 風不死岳北尾根コース快晴 (2009-05-26 22:07)
 樽前山遭難騒ぎ (2009-02-18 22:25)
 風不死岳(1102.5m)初冬 (2008-12-16 23:03)
Posted by rimupapa at 22:23│Comments(7)山登り
この記事へのコメント
早朝のブルーなピクチャー良いですね、雰囲気あります。

雲海も良い感じですね、雲海ってタイミングが合わなきゃ見れないですよね〜。

僕も早く、山の醍醐味を満喫したいです!
Posted by ゲスト at 2006年06月15日 00:47
おはようございます!
うぉ〜!!ブルーな世界と、日の出、雲海を眺めていて気持ちがいいですねぇ!
しかし20メートルも・・読みながらスリルを味わい雲海をまた眺め足がすくみました。
りむパパさんご無事で何よりです(^-^)

車上荒しって、こんな所まで来るんですね・・(^▽^;
Posted by redrabbit at 2006年06月15日 10:52
イギリスに戻ってきました。
北海道では春の花を沢山見ることができました。
やっぱり北海道はいいですね。
これからはりむパパさんの写真で
北海道を楽しませていただきます。
Posted by kemmi at 2006年06月15日 18:28
良いですね。
自分は朝靄の中、波ひとつ無い湖面へカヌーで漕ぎ出すのが
最高に幸せな時間です。
今度洞爺湖あたりでどうですか?
Posted by masayan at 2006年06月15日 20:17
>火の玉レッドさん
月明かりと朝日が交差しあう瞬間は幻想的で何とか写真にと、撮りました。シルエットになった友達はなんだかとてもカッコよかったです。
今回は目的もほぼ達成できて満足しています。火の玉レッドさんが登るときも、いい天気であることを願っています。

>redrabbitさん
今日も来て頂いてありがとうございます。
さすがに反省しております・・・家族には心配かけないように滑ったのは内緒にしています(笑)ほとんどここは見ないので(^^)
車上荒らしはどこにでも出没するらしいです。いやな世の中ですね〜。

kemmiさん
こんばんは、イギリスに戻られたんですね!また、異国の地ですが、少しでもココで北海道のことを見ていただけたらと思います。

> masayanさん
カヌーはとても憧れますよ〜
一度だけ、昔やっていたテレビ番組の悠々アウトドアのイベントキャンプでカナディアンカヌーに乗ったことがありますが、やってみたいですね〜♪ masayanさんはカヤックですか?
ぜひ実現させたいですよねぇ、洞爺湖で!『私をカヌーに連れてって!』
Posted by りむパパ at 2006年06月15日 21:29
いつ見てもりむパパさんの行動全てが体力勝負って感じで
ドン臭い私はただただ尊敬の眼差しです(^_^;)
雲の上からの目線味わえるのは飛行機の窓からとか
日勝峠を越えるときくらいですし(苦笑)
20メートルをお尻で滑落は読んでてヒヤヒヤしましたけど無事で良かったですね。
masayanさんがカヌーのお話しされてますが
数年前に会社の先輩にキャンプに誘われた時に
然別湖で2日間カヌー三昧で楽しかったのを思い出しました。
Posted by hide@dc2 at 2006年06月15日 23:39
> hide@dc2さん
>「行動全てが体力勝負って感じで 」といわれると、なんと的確な表現!と認めざるをえません(^^ゞです。

カヌーの話ですが、 hideさんもアウトドアしてるじゃないですか〜キャンプでカヌー三昧とはうらやましい!私なんかは洞爺湖が好きで、毎年必ず家族でキャンプに行っていたんですが、回りで楽しそうにカヌーに乗っている人たちを横目に子供たちとエビ捕りに夢中になっていたのを思い出します。油でから揚げにして食べましたよ(笑)
Posted by りむパパ at 2006年06月16日 20:21
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
羊蹄山(1898m)ご来光〜下山   
    コメント(7)