りむパパのパパむり！

|列車の時間が迫っても私達は、「温泉、入りたいよな〜 せっかく来たんだからな〜 やっぱ、な〜入りたいな〜」とのたまっていた・・・

|そこで私がｉモードで時刻表を調べると、18時35分新冠発があるのが分かり、宴会はお開き。ソッコーで後片付けを開始した。
時間はあるのでゆっくりと桜並木の下を桜色の風に吹かれながら走った。


|列車の時間を1本後にした私たちは余裕の記念写真。パァ〜

|前を走る師匠がなにやら一人ごとのように「ここで一句 春の宴 ○○○○…」と俳句を読んでいるようだ。私も真似して読んでみる。「春の宴 顔も並木も 桜色」まぁ一人言なので、お互いの俳句なんて聞いちゃいない（笑）でも私のほうがレベルが高かったような…だって俳句だけにハイクオリティーてかっ・・・さむっ

桜の花びらがくもの巣にかかって揺れていた。花の命は短い。
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[レコードの湯ＨＰ]:http://www.hotelhills.jp/


|ツブカレーは歯ごたえがコリコリして美味かった。
|問題は師匠が注文した「ニンニクの丸揚げ」だ。普段はほとんど臭いのきついものは食べないが、師匠があまりにも美味そうに食べるのを見て、つい手を出してしまった。これが食べてみるとまた美味いのなんのって、一株？食べてしまった。帰ってから家族にシコタマ怒られた。鼻が曲がるだの家中臭いだの… 謝るのも釈に触るので「魔よけだよ、魔よけ…」こんな言葉も空しく自分の出したニンニク臭に消されて行くのであった。
|しかし、次の日まで後を引いて、自分では分からない悪臭を放っていると聞かされて、反省した。チックショー…もうニンニクなんか食うもんか〜！
|でも、美味かったな〜



|レコードの湯のレストランの窓から見た夕日はまだ高いところにあって眩しかった。

|18時前に新冠の無人駅に到着、急いで輪行の準備に取り掛かる。駅舎の中には5〜6人の女子高生がケラケラと笑いながら列車を待っていた。なるべく遠くに離れた場所に立つ、アルコールとニンニクの臭いをプンプンさせて、かなり気が引けたからだ。ホントに迷惑です！こんなオヤジ達、ごめんなさい。



|ＪＲ日高線、富川駅を過ぎると私達だけになった。
それをいいことに、こんなカッコウで寝はじめた師匠、※皆さんは絶対にに真似しないようにしましょう。これは訓練を積んだプロによる、最悪な状態です。

|冗談はさておき、この寝顔を見ながら、やっぱり誘ってよかったな〜と、思った。師匠とは25年以上の付き合いだ、自転車で伊豆半島を一周したのも、真冬にスパイクタイヤで走ることも、数えきれない自転車の魅力と楽しさを教えてくれたのはこの師匠ともう一人の仕事の師匠でもあるマスター。この二人のお陰で私の人生が楽しいものになったと言っても言い過ぎではない。
|久しぶりに一緒に走って、相変わらずのはちゃめちゃぶりだが、これがいいのだ！まだまだ現役でいてね！と寝顔につぶやいた。心の言葉で。

|走行距離 121.68km
|実走行時間 6時間06分46秒平均速度 19.8
|最高速度 52.5km
|（桜並木往復14キロをゆっくり走ったので平均速度が落ちました）

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