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2006年02月08日

草笛山(945m峰)〜白老岳へ  つづき

白老岳頂上420x.jpg
(草笛山の隣の白老岳968m頂上)
約1時間50分ほどで草笛山の頂上に着いた私たちは雪庇のために危険なので頂上からの景色を諦めて、軽い食事の後、隣の白老岳に縦走することにした。
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これは頂上手前から見た恵庭岳、この山は札幌オリンピックのスキー滑降のコースに使用された山だ。薄っすらとジグザグに色が変わっているところがコースに使ったところだ。もちろんコースの跡は後に植林されているらしいが木の種類が違うのか、このように色が変わって見えるらしいのだ。私もオリンピックに使われたのは知っていたが、このようにこの角度から見たのは、はじめてだ。もし、現在だったら自然保護のこともあるし、オリンピックのためだけに、山を削ってコースを造る様な事はされないでしょうね。
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この割れ目を見たときは、チョット背筋がゾッとした。
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ここから後ろを振り返ると親子富士?が見事に見えた。
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ここで10分ほど休憩。パンを一つ食べて一度白老岳のほうに下って、そこからまた尾根に張り付く。
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この尾根を登るのだ、手怖そうだ。

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ここの下りで足をとられて見事にスローモーションのように転倒!よりによってその瞬間をtosi君は逃さずに激写していたのだ。マジ転びでした(^^ゞ でも言い訳を言うと、無理して転ぶのを食い止めようとして怪我やスノーシューを壊すより、流れに任せて転んだ方がいいと、判断したのもあるんですけど・・・やっぱり言い訳かなぁ(笑)
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下りきった後は今度はこの登りだ。
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足を思いっきりハの字にしないと登れない急斜面、この時期はまだ雪が軟らかいのでいいが、これが凍ってカチカチになったら、本格的なアイゼンとピッケルが必要だと感じた。
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(頂上についてその先を確かめに行っている私)
360度何もさえぎる物のない山頂だ。これで強風が吹いていたら、と思うと恐ろしい。吹っ飛ばされること間違いなしだ。
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すぐ下には白老〜大滝線が雪に覆われて春までの間くねくねと横たわっていた。いつもこの道を通る時に見ていた三角の山に今立っていると思うと不思議な感じがした。本当なら雲に隠れている所には徳舜瞥山(右側)とホロホロ山が見えるはずだ。
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羊蹄山と尻別岳は大好きな山なので、ここでもしつこく駄目押しのもう1枚。
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後ろを振り返るとさっきまで居た草笛山とバックに恵庭岳、支笏湖、風不死岳がみえる。
IMGP8364.jpg
登り3時間下り2時間の冬の登山、下りは多少の迷走はあったが真冬の厳しさをまざまざと見せ付けられた、感動の登山だった。

白老岳の地図

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Posted by rimupapa at 20:25│Comments(8)スノーシュー
この記事へのコメント
我が家は嫁から「低くても冬山はやめて…」と言われ続けて早20年。
でもこんな画像を見せて貰うと、気持ちがはやりますね。
恵庭岳のコース跡地の問題はまだ問いただしている人もいると聞いてますが…。
最後の樹氷、季節的に考えてもう少し成長しそうですね。
Posted by ゲスト at 2006年02月08日 23:41
Hai!りむパパさん、これって冬山登山ですね!!えらいこっちゃ***
1000mで北海道となるとその寒さは・・・ブルッ**(+_+)
スノーシュとわかん、どっちがいいですか?
それにしても素適な写真ありがとう!!
りむパパ&パートナー、ブラボー(*'0'*)ワァオォ!
(凄さに少々興奮してしもた・・でも、地図が開きません・・?)
Posted by ゲスト at 2006年02月09日 10:48
何事も無くて良かった、良かった。
羊蹄はいつの時期もどこから見ても良い山ですね。
自分も羊蹄が大好きです。
いつも良い写真をありがとうございます。
Posted by ゲスト at 2006年02月09日 15:28
masaさん
>恵庭岳のコース跡地の問題はまだ問いただしている人もいると聞いてますが…。
そうなんですか・・・やっぱり環境問題でしょうか。難しいですね。私たちはこれからを考えていくしかないです。
それにしても、20年前に止められたんですか?と言うことは私とあまり変わらないお歳?ですね!でも今回行った鉄塔の下のコースだけなら40〜50分でいけるので、お勧めですよ!絶対遭難しませんよ。

nana さん
1000mといっても、nana さんがこの間行ったニセコもアンヌプリで1308.5mでスキー場の標高なら1000mぐらいじゃないでしょうか?だから、容易に想像できるんじゃないでしょうか。だってnana さんは経験済みですもん(笑)
スノーシューとワカンは、どっち?かは、私はスノーシューしか使ったことがないのでなんともいえませんが、接地面積から行ってスノーシューのほうが深雪や山登りに適してるんじゃないかな?金属の爪もついているしね。あとは、スノーシューでもトレッキングに適している物や上り坂に対応している物もあるのでショップの人に相談して決めたらいいと思います。

ottoberryさん
ご心配かけました(^^ゞ
今度はもっと天気の好い日に出かけたいです!
Posted by りむパパ at 2006年02月09日 21:15
こんにちは。はじめまして。
羊蹄山や他の山の写真が綺麗ですね。
羊蹄山が大好きなので ウットリ見てます。
Posted by ゲスト at 2006年02月11日 16:14
こんばんは、ようこそ!
羊蹄山はまだ1度しか登ったことはないんですが、いい山ですよね!
Posted by りむパパ at 2006年02月11日 22:44
私が小学生のころはもっとコース痕がよく見えたんですけどね、木が大きくなったと言うことでしょうか?

やっぱり私のかんじきではこの山は無理ですね!(笑)
Posted by shinsan at 2006年02月12日 14:20
なぜか私は今回はじめて見たんですよ。私が調べたHPでは種類が違うのと成長が違うって書いてありました。
確かに冬山は舐めてかかると危ないと思いますが、危険を承知でも行きたくなる魅力ありますね。
今回行った美笛トンネル出口左からの送電線下を登るコースはshinsanのかんにじきでも十分に行けて、いい景色ですよ!
Posted by りむパパ at 2006年02月12日 20:24
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