国道229ソーランライン
海岸線に出てしばらく行くと右手に大きな看板。「日本一」の文字が見えた。その文字に誘われて、吸い込まれるように右折、すごい坂道だ。最大斜度14.4度の道を空に向かって登っていくと、そこには真っ白なとんがり帽子の灯台が建っていた。「茂津多灯台」だ。
ここで、さっきまでの青空がみるみる霧がかかって来て、本来なら見えるはずの日本海の景色を覆い隠してしまった。残念、この景色は、また今度に取っておこう。
海を見て物思いにふける・・・実は腹減ったなぁ〜と思っているのだ。
このあと、いくつものトンネルを抜けて瀬棚の町で、ガソリンを補給、ホクレンスタンドのお姉さんに美味しいお店を聞くと、間髪居れず教えてくれたのが、近くの中華店。 瀬棚町本町五区(01378)7−2684 『紅天楼』 ここでバイクを止めるとき危なく立ちゴケする所だった。バイク歴25年、立ちゴケだけは絶対に許されない。必死にこらえた。 汗を拭き拭き店に入ると、今の一部始終を見ていたおばさん達がこっちを見て笑っていた。「クッそー」 しかし、 酢豚定食、うまかった〜(アイスコーヒーつき)千円。私にしてはかなりの贅沢。いつもはコンビニで五百円以内、いつもの倍だ!
さて、お腹も満たされたことだし、本日のメインディッシュに向けて出発だ!実は今までの見所は、前菜だったのだ。
国道229は奇岩怪石が数多くあるので、全部は紹介しきれない。そこで私のお気に入り、「親子熊岩」 小熊が手を伸ばして親に手をかけているように見える。人間って、星座や残雪や雲や岩まで何かに見ようとする、想像力は、夢があっていいと思う。
[茂津多灯台]:http://www.mapion.co.jp/c/f?grp=all&uc=1&scl=500000&el=139%2F49%2F36.410&pnf=1&size=500%2C500&nl=42%2F36%2F38.289
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